市村正親がほれ込んだ5人の後輩俳優
インタビューでは、そんな市村が驚いたという5人の若い後輩俳優の名前も飛び出した。
藤原竜也と山田孝之、小栗旬は、市村いわく“狂気俳優3人組”。市村は「会うとそんなでもないんだけども、怖いよ! 演技しているときは」「お三方とも“芝居バカ”なんです。(役に)入って、その中で生きる人なんです。入り込める人間だから、怖さが出てくる」と絶賛した。
蜷川幸雄演出の舞台「太陽2068」(2014年)を観劇した際にほれ込んだのが綾野剛。「見終わった後、面識もないんだけども(楽屋に)行って、『すごくいいね、これからもとっても楽しみにしているんで、また舞台やってください』みたいな(話をして)。褒めているうちに感極まって涙出てきちゃったんです」と回想。「入り込んでいって、そこの役を生きられる人ってやっぱりすごい」と、改めて自身が考える“好きな俳優”像に思いを馳せた。
堂本光一も市村の心の琴線に触れるミュージカル俳優だ。市村は「堂本くんとは結構仲良くて、彼のミュージカル(「Endless SHOCK」)も見たりする。普通、歌い始めると『俺の歌を聴いてくれ』みたいな役者のスケベ根性が入るんです。堂本くんは、そのスケベ根性がないんですよ」と絶賛した。
目をキラキラさせながら、“演じるとは?”“理想の俳優像とは?”について熱く語ってきた市村。東京公演が開催中のミュージカル「オリバー!」では、息子と舞台初共演中。
「非常に幸せです。こんな幸せなことないですよ」と笑顔で語り、「これから挫折して、苦しんで、惨めな思いもしたりしながら一つ一つ積み重ねていくと思うんです、僕と同じように。それがすべて自分のためになる。俳優の糧になる」とメッセージを送った。
毎週日曜夜10:00-10:54
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