濱田が小瀧を語る「35歳の考え方を持っている」
2月、小瀧は舞台演劇界の権威であり、優れた演劇人を顕彰する第28回読売演劇大賞の贈賞式に出席していた。2020年に主演した舞台「エレファント・マン」で過酷な人生を歩んだ青年を好演。俳優としての新境地を見せたことが評価され、優秀男優賞と新人賞である杉村春子賞を同時受賞するという快挙を成し遂げた。
さらに2021年は、世界最高峰の法廷劇といわれる、アガサ・クリスティ原作の舞台「検察側の証人」に主演。身に覚えのない殺人容疑で逮捕され、無実を訴えるも、妻が夫の犯行を裏付ける証言をしたため窮地に立たされるという複雑な役どころを熱演した。小瀧は「今までやった誰よりも良かった、と言われるくらいのお芝居をするだけだと思っています」と力強く話した。そんな25歳の小瀧を、濱田は「たぶん35歳の考え方を持っているんですよ。ほんまに大人やなと思うし真面目。あそこまで真面目なのも珍しい。成長しているし吸収力が半端ない」と語った。
デビューしてからも常に自分たちの道を模索してきた彼ら。7周年を迎え、個々での活動にもスポットライトが当たり始めた今、何を考え、どこを目指すのか。互いを認め合うその思い、そして7人で新たなステージへと突き進む姿に迫る。
※濱田崇裕の「濱」は旧字体が正式表記