BE:FIRST、初のワンマンライブで見せた“期待”を感じさせるパフォーマンス
3曲の披露が終わると、スクリーンには『THE FIRST』オーディションの前半パートという、彼らがこのステージに辿り着くまでの道程の始まりが映し出される。そしてカジュアルな衣装に着替えたメンバーが再びステージに登場すると、楽曲は「Be Free」へ展開。楽曲冒頭ではメンバーそれぞれが見せ場を作り、個々人の魅力も表現する。
続く「First Step」ではアリーナ中央にせり出したステージでメンバーはパフォーマンスを繰り広げ、それに合わせて客席ではタオルが振り回され、大きな盛り上がりと一体感が会場を包む。その意味でも前半に見せた、リスナーをパフォーマンス力によって飲み込むようなソリッドなステージから一転、この中盤ではSOTAとSHUNTOの仲よさげなアクションや、最年少のRYUHEIが見せる笑顔など、14歳から23歳という若いメンバーで構成されたBE:FIRSTならではの屈託の無さと明るさが表現されるステージとなった。
12月から全国5か所でファンミーティング開催
MCコーナーでは「逃げ出した犬をメンバー全員で全力疾走して捕まえて飼い主を助けた」という、初ワンマンという記念日にも関わらず、まったく活動に関係ない話題をはさみつつ、オーディエンスとのコミュニケーションを図るトークコーナーに展開。なかでも観客からの「明るめでR&Bっぽい楽曲が聴きたい」というコメントには、プロデューサーであるSKY−HIも親指を立ててその言葉に応えた。
またファンクラブ会員向けのスマホアプリ「BESTY」のリリースや、12月から全国5か所で開催されるファンミーティングの開催など、これからBE:FIRSTの広がりを感じさせる情報がアナウンスされ、期待の拍手が上がった。
そして「結成から今日のライブまで、こんなに時間が経つのが早いとは思わなかった。この場に立てて本当にうれしいです(MANATO)」、「皆さんの笑顔を見ると、僕らも自然と笑顔になります。それが僕らの望んでいたことだし、実現できたのがうれしいです(RYOKI)」といった感謝の言葉をメンバーがそれぞれ述べ、そのまま『THE FIRST』オーディション映像をバックに、BE:FIRSTのメンバーが自ら、その思いを歌詞とメロディにしたためた「Kick Start」を披露。キメすぎない自然体のパフォーマンスが印象に残る。
ライブ終盤は「Shining One」を披露
そしてSKY-HIがBE:FIRSTへの願いや気持ちを影ナレーションの形で生コメントし、そこからライブの締めくくりとなる「Shining One」へ。スクリーンにはグループの結成直後に制作されたMVが流れ、「結成時」と「今」をシンクロさせる形で楽曲が披露されたが、MVと比較するとメンバーの表情が大人びたようにも感じ、そこからも彼らの急速な成長を感じさられた。鳴り止まない拍手の中、楽曲に合わせて人差し指を上げ「1」「FIRST」を表現し、そのライブを締めくくったBE:FIRST。その高く掲げられた指先の行方に、大きな期待を感じさせるファーストワンマンはこうして幕を閉じた。
なお、ライブで披露された「Gifted.」の映像が早くもYouTubeで公開されるほか、 ライブの模様が各配信プラットフォーム(Hulu/U-NEXT/ABEMA/ローチケLIVE STREAMING)にて、2021年11月12日(金)23:59まで配信中。
(文/高木"JET"晋一郎)
SETLIST
2021.11.5
BE:FIRST“FIRST”One Man Show -We All Gifted.-
01 Gifted.
02 Move On
03 To The First
04 Be Free
05 First Step
06 Kick Start
07 Shining One
https://befirst.lnk.to/Gifted
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BE:FIRST “FIRST” One Man Show -We All Gifted.- 配信
【Hulu】https://bit.ly/3jlTHq5
【U-NEXT】https://t.unext.jp/r/be_first
【ABEMA】https://abema.tv/channels/payperview-1/slots/DHtbqCAa7zyWvT
【ローチケLIVE STREAMING】https://l-tike.com/befirst/
※視聴方法、チケット購入に関するご不明点は各配信メディアへお問い合わせください
※2021年11月12日(金)23:59まで配信中