ますます怪しい行動を見せる朋子
そして、真帆が持っていた限定100本の傘が、同じ団地に住む朋子(桜井ユキ)の家にあったこと。傘を開いて確認した凌介が、傘を下ろしていくと朋子がじっと見つめているところでラストとなったが、その朋子の姿は震えあがる怖さだった。
真帆とママ友だったため同じものを購入した可能性はある。凌介がドライブレコーダーに映っていた失踪直前の真帆、光莉、篤斗の姿に抱いた違和感の原因は、真帆が決して篤斗に車道側を歩かせないようにしていたことと、篤斗が真帆と手をつなぎたがらなかったことと分かったが、果たして映像の中の傘をさした女性は朋子なのか。
朋子は前話から怪しい行動が際立っている人物。前話で押し入れに何かを見つけた息子に口止めするシーンがあったが、本話では息子が「ごめんなさい…」とつぶやいていた。また、第3話ではサッカーコーチの山田が「あれ以来ですか」と話しかけ、何らかの関係性を匂わせていた。
朋子は怪しさたっぷりだが、それゆえに視聴者からは「ミスリードかな」という声も。本話で新登場した謎の男(前野朋哉)の存在のほか、YouTuber・ぷろびん(柄本時生)に情報を流している人物もポイントになっていくだろう。一方で、凌介の味方である瑞穂(芳根京子)や日野(迫田孝也)にフラグを立てている視聴者もいて、さまざまな考察が展開する盛り上がりを見せている。
次回、第6話は11月21日(日)に放送される。自分のせいで周囲にも迷惑をかけていることに落ち込む凌介。そんななか、影から凌介を見ていた謎の男が接触してくる。そして、凌介の元に、妻・真帆が生きている証と驚がくのメールが届く。
(文=ザテレビジョンドラマ部)