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乃木坂46・鈴木絢音が舞台単独初主演の意気込みを語る!「人見知りを克服したい(笑)」

2021/12/11 17:00

乃木坂46・鈴木絢音
乃木坂46・鈴木絢音

乃木坂46・鈴木絢音が2022年1月7日(金)より上演される舞台「六番目の小夜子」で初の舞台単独主演を務める。

同作品は、恩田陸の同名小説を初めて舞台化したもので、原作の持つ空気感はそのままに、学校、演劇部という限られた時間・空間の中で起こる群像劇を、舞台、映像など各方面で活躍する若手俳優を中心に、ひやりとするような演出を交えながら描く。総監督を鶴田法男、脚本を小林雄次、演出を井上テテがそれぞれ務め、鈴木は美しくミステリアスな転校生・津村沙世子を演じる。

「サヨコ伝説」という不思議な言い伝えのある高校に転校してきた沙世子(鈴木)は、雅子(尾碕真花)が部長を務める演劇部に入部する。その後、演劇部が文化祭の準備を進める中、雅子が「サヨコ」の舞台上演を反対していると、演劇部の周りで次々と不可解な現象が起きていく、というストーリー。

今回、鈴木にインタビューを行い、初の単独主演に対する思いや同作品に掛ける意気込み、役柄について語ってもらった。

――初の単独主演を聞いた時の感想は?

「マネジャーさんに『人見知りしないように頑張ろうね』という言葉をいただいて...(苦笑)。お芝居をさせていただく現場は新しい人たちと出会える機会なのですが、いつも人見知りで仲良くなるのに時間が掛かってしまうので、なるべく早く皆さんと仲良くなれればなと思っています。もちろんプレッシャーは感じていますが、それは主演というよりも作品の大きさによるものかもしれません。原作を読んだことはなかったのですが、ドラマ化もされた有名な作品でタイトルは知っていたので」

――作品の印象は?

「出演させていただくことになって原作を読ませていただいたのですが、普段あまり小説のホラー作品を読まないので、『文字で見せるホラーってこういうことなんだ』というのが最初の感想でした。とても面白くて、ひと晩で読み終えてしまうくらい作品の世界に引き込まれました。素敵な作品過ぎて、『この仕事受けなきゃよかったかも...』って思ってしまうくらいでした(笑)。原作では学校を舞台にしたお話なのですが、舞台版では演劇部でのお話に変わっているので、狭い空間の中でとても奥行きを感じる作品になっているなと感じました」

――演じる沙世子の印象は?

「美しく、ミステリアスでありながら学校の人気者で、明るい部分と暗い部分の両方を持っているのが魅力だな、と。"悪魔的なヒロイン"という印象を受けました。知れば知るほど、理解が深まれば深まるほど、『こんな魅力的な子を演じるのが自分でいいのか?』と思ってしまいます。一番最初に舞台に出させていただいた時に、演出家さんに『役に成り切るのもお芝居だけど、役と自分のちょうどいいところを見つけるのもお芝居だと思うよ』というお言葉をいただいたことがあって、それが全ての役に当てはまるものではないとは思いますが、今回は役と自分の距離を探るお芝居になるんじゃないかなと思っています」

――この作品を通して成長したいと思っていることは?

「お芝居のレベルをグンッと上げたいというのと、人見知りを克服したい!(笑) あとは、いろんなアドバイスをいただくのですが、その言葉を自分の中に落とし込むスピードを速くしたいですね。そうすることで、もっといろんな情報を入れられて、もっとたくさんのことを自分の中に取り込むことができると思うので」

――作品は演劇部のお話ですが、ご自身の部活の思い出は?

「吹奏楽部だったのですが、中高一貫校で中学の部員が4人しかいなかったので、高校の部活に混ぜてもらっての活動でした。コンクールなども高校の大会に出場したりしていました。そんな中で、上下関係が大変だったことが一番印象に残っていますね(笑)。中学1年生で高校3年生の先輩と話すのはとても緊張しましたから」

――学校や部活という小さなコミュニティの中での集団心理を描いた作品ですが、アイドルグループという小さなコミュニティに所属している中で、グループで良かったと思うことは?

「個人のことなら『自分の評価なんてどうでもいい』と思って逃げ出してしまうかもしれないことでも、全てのお仕事がグループの評価にかかわっていたり、グループじゃないとできないお仕事だったりするので『逃げず』に頑張らないといけない。それって、とてもありがたいことだなって思っています」

――沙世子はミステリアスなキャラクターですが、乃木坂46の中でミステリアスなメンバーは?

「4期生の筒井あやめちゃんですね。私が4期生とかかわる時間が少ないためにイメージが先行しちゃっている部分があるのですが、最年少で口数の少ない印象だったのに、話してみるとすごく物事を的確に見ていてしっかりとした考えを持っていて、そのギャップがすごくミステリアスだなって感じます」

――上演される2022年の抱負は?

「この2年くらいは(コロナ禍という)情勢のこともあって、世の中的にもグループ的にも個人的にも停滞しているような雰囲気があったので、2022年は1年かけて徐々に前進していけるような1年にしていきたいと思います」

――来場される方、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

「原作が好きな方とかドラマ版が好きという方で、演劇を観たことがないという方も観に来て下さるんじゃないかと思っていて、そういった方に年初めにお芝居の魅力を伝えられたらいいなと思っています。来て下さった方に『いろんな舞台に行ってみたいな』と思ってもらえるように頑張ります!」

文=原田健 撮影=中川容邦

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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【舞台情報】
舞台 六番目の小夜子
2022年1月7日(金)~16日(日)
東京・新国立劇場 小劇場

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