AKB48山内瑞葵が振り返るグループの2021年「今のAKB48を、ちょっとずつですけど、知っていただけた1年になったかなって思います」
どんどん大きなステージでコンサートができるようになりたいなって思います
――あと、年末ということでAKB48としての活動についてもお伺いしたいと思います。2021年は2010年以来となるAKB48メンバーだけのシングル「根も葉もRumor」をリリースしたり、グループとしての大きな動きがあった年だと思うんですが、山内さんから見て、2021年はAKB48にとってどんな1年でしたか?
コロナ禍ではあったんですけど、AKB48は今年、「根も葉もRumor」もそうですし、峯岸みなみさんと横山由依さんの卒業コンサートや単独コンサートがあったり、舞台「マジムリ学園-LOUDNESS-」があったり、すごく充実した1年だったと思います。
単独コンサートは48曲ノンストップで曲を披露させていただきました。初めてだったのでどうなるか分からなかったけど、最後までやり切ることができましたし、その単独コンサートがあってからも、舞台、シングルとノンストップでAKB48は活動できたんじゃないかなって思います。
今のAKB48を知らない方でも「根も葉もRumor」を見てくださる方がたくさんいて、「根も葉もRumor」がきっかけでオンラインお話し会に参加してくださった方もいたりして、たくさんの方に今のAKB48を、ちょっとずつですけど、知っていただけた1年になったかなって思います。
――やっぱり「根も葉もRumor」の反響は感じますか?
感じます、すごく。AKB48の公式YouTubeでもMVのフルバージョンだけじゃなくて“へとへとver.”を出したりしましたし、動画を見て“踊ってみた”動画を出してくださる方がいたり、感想動画を出してくださるダンサーの方がいたり、たくさんの方が「根も葉もRumor」の感想を言ってくださったり挑戦してくださったりしたので、よかったなって思います。
――山内さん個人としての2021年の振り返りはいかがでしょうか。
今年は「フラガール − dance for smile −」「マジムリ学園-LOUDNESS-」と、お芝居をする活動が多い1年だったなって思います。
AKB48に加入する前もジュニアミュージカルには何度か出演させていただくことはあったんですけど、「フラガール」はAKB48に入ってからは初めて個人として、グループの外に出ての舞台出演でした。自分自身の力を付けることができたなって思いますし、反響もたくさんあって、それがすごくうれしかったです。
その経験があったからこそ「マジムリ学園」にも自信を持って立つことができたので、お芝居する機会が多かったからこそ、その経験を今回の「六番目の小夜子」でも生かせたらなって思います。
「フラガール」の時は(演技が)久しぶりっていう感じもあったし、ミュージカルとお芝居で演技の仕方も違うなって感じもして、お稽古は毎日ドキドキしながら「これで大丈夫かな?」って不安に思ったり、悩んだりしたこともたくさんありました。
だけど、プロの方々に囲まれながらありがたい環境でお芝居をさせていただけたので、きっと次もその経験を生かしてできるんじゃないかなって思います。
――では、今度は2022年にやりたいことを聞かせてもらえればと思います。
来年はコンサートをたくさんしたいなって思います。やっぱりライブをしてファンの方と楽しむっていうのが本当に楽しいなって思いますし、どんどん大きなステージでコンサートができるようになりたいなって思います。
――先ほどと同じように、山内さん個人としてはいかがでしょうか。
まずはやっぱり、年末年始は「六番目の小夜子」のお稽古と本番があるので、またそこで力を付けて、自分に自信を付けて、AKB48の活動に戻ってこられるようにしたいなって思います。
1月から舞台で、そのままの勢いで2月、3月以降もいろんなイベントに出演したり、忙しくいられる1年にしたいです。