杉咲花が主演を務めるドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)。12月8日に放送された第9話では、ラストに切ない展開が待ち受けていた。すれ違う赤座ユキコ(杉咲)と黒川森生(杉野遥亮)の悲しみに、視聴者からもショックの声が上がった。(※以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、色と光がぼんやりわかる程度の弱視の盲学校生・ユキコと、ユキコに恋するヤンキー・黒川森生が織りなすラブコメディー。第9話では、ユキコと森生それぞれに人生の転機が訪れる展開が描かれた。
飲食の仕事に携わりたいという夢を持ったユキコは、幼なじみの緋山(小関裕太)のサポートで就職活動中。飲食関連の企業がユキコに興味を示してくれたものの、配属されるのは料理を作る現場ではなく、総務部や人事部などデスクワークの可能性が高いという。迷うユキコ。
一方、森生にも正社員登用の話が舞い込んでいた。獅子王(鈴木伸之)とともに働くレンタルビデオ店で、森生が出したアイデアが認められ、正社員として低迷する店舗を立て直してほしい、という。
何度も何度も就職活動に失敗してきた森生は喜ぶが、その店舗があるのは鹿児島。話を受けることは、ユキコと離れ離れになることを意味する。森生は「俺はユキコさんと一緒にいたいんで」と早々に断ってしまった。
自分のせいで、森生はせっかくのチャンスを諦めようとしているのではないか…と悩むユキコ。ユキコと緋山の関係を疑う森生の言葉を否定せず、「私たち、別れよう」「もう、黒川の顔は見たくない」と冷たく言い置いて、立ち去った。