King & Prince 永瀬廉「一番気合いを入れて挑みました」“真夜中乙女戦争”の幕開け…本編映像解禁!著名人のコメントも
門脇麦、栗原類、松本穂香ら二宮監督作出演経験のあるの俳優陣のほか、映画監督の松本花奈、映画解説者・中井圭、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正などがコメントを寄せた。
宇垣美里(フリーアナウンサー)
若さゆえの焦燥感、全能感、破壊への距離の近さ 脆いほどに繊細で危うげなあのひと時の激情が あまりに美しく陳腐を超えてスタイリッシュに描かれていてもう死んでしまったかつての自分を見てちくりと胸が痛くなった。
宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
岡崎京子ワールドを現代に蘇らせてみたり、とんかつ DJ でアゲてみたり、これまでムチャなことばかりしてきた二宮健監督がまたしても。2020 年代東京で『ファイト・クラブ』スピリットを引き継ぐという無謀な試み。でも、恋愛パートの切なさは本物でした。最後のビリー・アイリッシュはズルい(笑)。
大島育宙(芸人/映画評論 YouTuber)
政治の季節もバブルの熱狂も体験できなかった世代による、世代のための架空叙事詩。世紀末にまだ子供だった 89 年生まれの作家、91 年生まれの監督による新約「ファイト・クラブ」。
映画化されなければならなかった小説が、映画化すべき監督の手で映画になったことを幸せに思う。
沖田遊戯(映画 YouTuber・芸人)
"わたし"は世界が終わると言われた 1999 年に産まれました。同年に誕生した破壊的な怪作「ファイト・クラブ」が大好きなわたしに今一度破壊のチャンスが訪れたのです。
決行の時は 2022 年 1 月 21 日、作戦の名は......
門脇麦(女優)
こんな青春映画をずっと欲していた!
この高揚のために映画を観続けているのだと思う瞬間に満ち溢れた幸福な 113 分でした。
栗原類(俳優・モデル)
2020 年、世界に対しての不安が生まれてしまいました。今作を見た時に己の不安や戸惑いを受け止めてくれたような気がして心境が少し変わったような気がしました。
ビリー・アイリッシュの主題歌も濃い味を出しているので最後までお見逃しなく!
くれい響(映画評論家)
ルール、その 1。「真夜中乙女戦争」について口にするな。
これまでになく、妖しげな池田エライザ。これまでになく、不気味な柄本佑。
そんな 2 人に挟まれ、危うさに溺れていく、これまで見たことのない永瀬廉。
彼らのアンサンブルと二宮健監督のブッ飛んだセンスが、“トーキョー・ファイトクラブ・ストーリー”を生み出した!
ごめん(イラストレーター・漫画家)
非現実の中に確かにある現実。恋も生きることも下手で、一見偏屈だが真っ直ぐな「私」の物語が、どうにも他人事とは思えない。
美しい言葉や映像の中に、儚さではなく静かな強さを感じました。
酒村ゆっけ、(酒テロクリエイター/作家)
東京破壊という衝動のような世界と儚げな言葉で紡がれたたおやかで詩的な世界を同時に味わった真夜中の映画時間。もし自分が退屈で色のない生活を送っていて、目の前に危うさをまとった黒服の柄本佑さんが現れたら光を求めて問答無用に手を伸ばしてしまうだろう。
SYO(物書き)
カッコ悪いものなんて、死んでも映さない――。 そんな熱意と衝動が、画面の端々で蠢いていた。 この映画は、若者たちを刺激し、大人たちを挑発する。
原作:F「真夜中乙女戦争」(角川文庫刊)
脚本・監督・編集:二宮 健
音楽・撮影:堤裕介
主題歌:ビリー・アイリッシュ「Happier Than Ever」(ユニバーサル インターナショナル)
特別協力:TOKYO TOWER 製作:『真夜中乙女戦争』製作委員会 制作:角川大映スタジオ
配給:KADOKAWA (C)2022『真夜中乙女戦争』製作委員会