閉じる

安藤雅司監督、キャラクターは「人物として“どういう佇まいをしているか”すごく考えた」<映画『鹿の王』インタビュー>

2022/02/04 15:00

「ヴァンについて考えていた時、堤さんの声が浮かび…」

アニメーション声優初挑戦の堤真一が、キャラクターに命を吹き込む
アニメーション声優初挑戦の堤真一が、キャラクターに命を吹き込む(C)2021「鹿の王」製作委員会


キャラクターの芝居により奥行きを持たせているのは、声を務める俳優陣の力もあるだろう。主人公ヴァンに堤真一、謎の病“ミッツァル”の治療法を探す天才医師に竹内涼真、ヴァンを追う狩人に、と実力派俳優が名を連ねる。安藤は「みなさん本当に素晴らしくて。特に、堤さんに関しては私が切望したキャスティングなんです。ヴァンというキャラクターの創造材料を考えていた時に、堤さんの声が浮かび、“まさにヴァンだ”という確信があって。実際お会いしてアフレコ収録に臨んだ時には、“思った通りだ”という素敵な感触を得られました」と語った。

にこやかに話してくれた安藤雅司監督
にこやかに話してくれた安藤雅司監督(C)2021「鹿の王」製作委員会


最後に、本作を楽しみにしている方々へメッセージをお願いすると「皮肉にもコロナ禍での公開となりました。本作でも、まん延した病の中で人がどう振る舞うのか、どう生きていくのかというテーマが描かれます。私自身、『鹿の王』のような題材に出逢えることはなかなかなく、地に足のついたハイファンタジーもジブリなど以外ではなかなか関われないジャンルです。そこで監督を務めさせていただいたことに幸運を感じるとともに、ぜひ皆さんにも劇場へ足を運んで、この世界観を感じて頂ければうれしく思います」とコメントした。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

前へ
次へ
『君の名は。』の新海誠監督や、押井守監督『イノセンス』の作画監督を務めた沖浦啓之氏から影響を受けた話など、作画に携わるクリエイターならではの視点が存分に楽しめるインタビューの全文は、ひかりTV公式サイト「映画『鹿の王 ユナと約束の旅』」特集で公開中!!

▼「映画『鹿の王』」特設ページはこちらのバナーから

画像一覧
6

  • 映画「鹿の王 ユナと約束の旅」2月4日(金)全国公開
  • 【写真を見る】映画「鹿の王」の主人公ヴァンとユナ
  • ヴァンはユナと出会い、共に過ごすことで徐々に生きる目的を取り戻していく
  • 表情豊かなユナや颯爽と駆ける飛鹿(ピュイカ)など、丁寧な描写が世界観に没入させる
  • アニメーション声優初挑戦の堤真一が、キャラクターに命を吹き込む
  • にこやかに話してくれた安藤雅司監督

関連番組

鹿の王 ユナと約束の旅

鹿の王 ユナと約束の旅

関連人物

  • No Image

    堤真一

  • 竹内涼真

    竹内涼真

  • 杏

  • ザテレビジョン マンガ部まとめ

    SNSでバズった話題のマンガが読み放題!ザテレビジョン マンガ部まとめ

  • 第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

    結果発表!第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

  • 【夏ドラマ】2024年7月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【夏ドラマ】2024年7月期の新ドラマまとめ一覧

  • 「ザテレビジョン」からのプレゼント!

    「ザテレビジョン」からのプレゼント!

  • 【春ドラマ】2024年4月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【春ドラマ】2024年4月期の新ドラマまとめ一覧

  • 【夏アニメまとめ】2024年7月期の新アニメ一覧

    随時更新中!【夏アニメまとめ】2024年7月期の新アニメ一覧

もっと見る