「チャラ男は演じられるけど、パリピは」
続いて、森久保のサシ呑み相手として鳥海が登場し、2年前まではよく飲んでいたものの、昨今の情勢もあり、最近は一緒に飲めていなかったそうで、森久保は「アガるわ〜！」と喜ぶ。出会ってから25年以上の仲というふたりは、飲み会での失敗談や、初めての出会いなど、さっそく思い出話に花を咲かせていく。
その後、「50歳を前にしたこれからについて」の話題になり、ここ1、2年で父親役が多くなったと話す鳥海は、「今まで上の役ってあまりやってないから、そこのスキルが足らないなって」「(老けた芝居の)テンポとか間とか、今はそれを研究していますよ」と、年齢とともに変化する役に対応するべく、技術をみがいていることを明かす。さらに、昨今の声優の多様化について触れ、「こう見えて考え方が古いから、チャレンジングな感じが俺にはない」「でも、もう一個、何かほしいなと思っていて、何か一個、イメージにないものをやりたい」と50歳を前にした目標を語る。
一方で森久保は、若い世代へ向けて「感覚とか、見てきた景色があまりにも違うから、下から盗みたいって思うことがいっぱいある」「チャラ男は演じられるけど、パリピは演じていてすごくむずかしくない？」「PON！PON〜！の言い方とかさ、木村昴とかとは違うのよ(笑)」と笑いを交えて話すと、鳥海も「ちょっとダサいんだよね。がんばってる感が出るんだよね」と共感する。その後「そういうのも含めて、芝居に必要なスキルでもあるから…」「若い子から盗もう！」と語った森久保に、鳥海は大きくうなずき「僕たちに持っていないものは、ちゃんと認めないといけないよね」と答えていた。
そして、あっという間にサシ呑みトークは終了し、別スタジオでモニタリングをしていた仲村は、先輩ふたりのトークに、「最高！もうかぶりついて見てた！」「胸が熱くなる話が、この45分間にめちゃくちゃあって…！」と感激していた。
番組の最後には
さらに、番組の最後には、次回の「声優と夜あそび WEEKEND」の放送が3月26日(土)であることが発表された。「声優と夜あそび 2021」シーズン最後の放送ということで、さびしさをもらすふたりが、どんな“アガるWEEKEND”にするのか、くわしくは番組公式Twitterなどで、追って発表していく予定だ。
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