ディーン・フジオカが鹿鳴館シーンで華麗なダンス! 田中圭は「撮影前夜は眠れませんでした」<SPドラマ『津田梅子』>
広瀬すず主演のスペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)が3月5日(土)に放送される。同作は、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、ガールズパワーで女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)の青春を描いた作品。結婚や仕事に思い悩む等身大の姿にスポットを当て、“誰も知らない津田梅子”を丁寧に綴っていく。
明治という激動の時代を駆け抜けた個性豊かな人物たちが登場するが、中でも歴史上の偉人として名高い2人を演じるのが、ディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)と田中圭。初代文部大臣・森有礼に扮(ふん)するディーンは、鹿鳴館の舞踏会シーンで華麗なダンスを披露。田中は初代内閣総理大臣・伊藤博文の知られざる一面を人間味たっぷりに体現している。
ディーン・フジオカが燕尾服姿&華麗なダンスを披露!
1871年(明治4)年、日本初の女子留学生としてアメリカへと旅立った梅たち。そんな女子留学生を現地で手厚く支えたのが、後に初代文部大臣となる森有礼だった。当時、森は初代駐米公使である“少弁務使”という立場にあり、彼女たちのホームステイ先を探すなど熱心にサポート。その後、1885年の内閣制度の成立とともに、第一次伊藤内閣の下、初代文部大臣に就任したが、留学中も帰国後も常に梅子の精神的支えとしてあり続けた。
ディーンがこれまで演じてきた日本の歴史上の人物では、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015年)とNHK大河ドラマ「青天を衝け」(2021年)の2作品で演じた“五代友厚”役が有名だが、実は森は五代と同じ薩摩藩出身。五代の引率の下、幕末に“薩摩藩第一次英国留学生”、いわゆる“薩摩スチューデント”としてイギリスに留学したという、深い縁がある。
同作では、「青天を衝け」の五代よりも大きなひげをたくわえながら、五代とはまたタイプの異なるスマートな明治の男・森をさっそうと表現。英語のせりふも流ちょうにこなすほか、鹿鳴館のシーンでは妻・常役の咲妃みゆをエスコートしながら燕尾服姿で華麗なダンスを披露している。
ディーン・フジオカ(森有礼役)コメント
森有礼は外交官として活躍した人物として知られていると思います。今回演じさせて頂いて、時代の先を見据え、日本の未来のために行動した方なのだという印象を受けました。この作品は現代の日本につながる歴史の流れを身近に感じさせてくれる作品になっていると思います。