実際に動く⁉圧巻のセットで謎が深まる!映画「ナイル殺人事件」のインタビュー映像が解禁
ブラナー監督こだわりのセット
本作でもトーマス・クック社の複数の船をリサーチするなど試行錯誤を重ね、膨大な時間をかけたからこそ、ケネスは「より滑らかで、より危険で、よりスリムで、よりエレガントで、より命取りな船に仕上がったよ。」と精巧な出来栄えに喜びを見せている。
さらには「河水、川岸、空、音、動物、そういうまたたく間に脅迫的なものに変貌し得るようなありとあらゆるものを使ってこの物語を取り囲みたいと考えたんだ。」と明かし、神秘の国エジプトのナイル川が愛憎が絡む殺人事件の舞台になるよう、スリルが高まる豪華客船を作り上げた。
セットのクオリティに出演者も驚き
そんなリアルな豪華客船にはガル・ガドットやエマ・マッキーら俳優陣も驚いたそう。第一の被害者となる大富豪の娘リネット役のガル・ガドットは「極め付きは内装。その完成度は次元が違う。どの部屋も細部までこだわっている」と評した。
またリネットの親友ジャクリーンを演じたエマ・マッキーも「中に入って息をのんだわ」、リネットの同級生ロザリーを演じたレティーシャ・ライトも「家具もジュエリーも全部あった」と話すように、船内は客室や、ダイニング、ラウンジ、バーなどが全て完全に再現されているという見事な完成度。
姪のロザリーがマネージャーを務める歌手サロメ・オッタボーンを演じたソフィー・オコネドーは「居心地が悪いほど豪華」、ポアロの友人ブークの過保護な母親ユーフェミアを演じたアネット・ベニングは「見事の一言ね」と感銘を受けていた。
壮大なセットでより物語が深まる
本作では、莫大な資産を相続したリネットが夫サイモンとの新婚旅行中にクルーズ船内で起きた連続殺人事件が描かれている。第一の被害者は、美貌と巨万の富から多くの意味で人目を惹く存在のリネット。
クルーズ船という“密室”で起きた事件の容疑者は、リネットの結婚を祝うために集まった“乗客全員”。
一番疑わしいとされるのは、リネットの親友でありサイモンの元婚約者ジャクリーンだが、彼女には完全なアリバイがあった。
ナイル川を往く豪華客船内で起こる殺人事件、そして次第に浮き彫りとなるそれぞれの思惑と複雑に絡み合う人間関係。ドラマチックな豪華ミステリー・クルーズに、全世界が注目の「ナイル殺人事件」は全国の映画館にて上映中。
公開中
原題:Death of the Nile 監督ケネス・ブラナー 脚本:マイケル・グリーン 製作:リドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス・ブラナー、
ジュディ・ホフランド 製作総指揮:マシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャード 出演:ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマーほか
全米公開:2 月 11 日 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン Movies.co.jp/Nile-movie