「表現を絵に落とし込むのが腕の見せ所」天月みごさんが語る制作の裏側
ーーどのような経緯で本作の作画をご担当されることになったのかお教えください。
「流星コーリング」の朗読音楽会を拝見させていただき、ご挨拶させていただいたのが最初のきっかけだったと思います。
ーー本作を漫画として描くうえで、こだわっている部分や気をつけていることがあればお教えください。
特に星や夜空にはこだわって描かせていただきました。
ーー本作を描く際に苦労したことや制作秘話、裏話などがあればお教えください。
文章で書かれた表現を絵に落とし込むのが腕の見せ所で楽しくもあり、苦労しました。バレーをしているとしか書かれていないプロットをどう漫画で描こうかと楽しく描かせていただきました。プロットもこちらが自由に想像して描けるように余地を持たせてくれて、任せていただけたので腕が鳴りました。
ーー漫画版を読む際に注目してほしいポイントがあればお教えください。
小説で出てきた登場人物や、リンクしている部分があるのでそこが絵になっているのを注目して楽しんでいただければ嬉しいです。
ーー本作の中で、天月さんが特に気に入っている場面があればお教えください。
ますみの笑顔が気に入っています。後半でわかるますみの笑顔の意味を知るとさらにますみの笑顔が悲しくて愛おしく感じます。あとは、ますみの頭に靴が当たるシーンはコミカルで好きです。そんなコミカルで最悪な出来事が二人の出会いになるのがまた面白いです。
ーー最後に、作品を読んでくださった読者の方にメッセージがあれば、お願いいたします。
作品を読んで下さりありがとうございました。ぜひ「流星コーリング」の世界を、麦とますみと一緒に青春を何度も漫画で楽しんでいただけると嬉しいです。
取材協力/河邉徹(WEAVER)・天月みご
原作:河邉徹(WEAVER)
漫画:天月みご
コミックNewtype:https://comic.webnewtype.com/contents/ryusei_c/