石原さとみ出演のおすすめドラマ35作!最新から懐かしの作品までまとめて紹介
- 「アンナチュラル」(2018年)
- 「失恋ショコラティエ」(2014年)
- 「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(2016年)
- 「5→9〜私に恋したお坊さん〜」(2015年)
- 「リッチマン、プアウーマン」(2012年)
- 「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2018年)
- 「ディア・シスター」(2014年)
- 「霊能力者 小田霧響子の嘘」(2010年)
- 「高嶺の花」(2018年)
- 「恋はDeepに」(2021年)
- 「Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜」(2019年)
- 「人生最高の贈りもの」(2021年)
- 「戦艦武蔵」(2016年)
- 「恋」(2013年)
- 「ブルドクター」(2011年)
- 「坂の上の雲」(2009〜2011年)
- 「逃亡弁護士」(2010年)
- 「ヴォイス・命なき者の声」(2009年)
- 「左目探偵EYE」(2009-2010年)
- 「きみはペット」(2003年)
- 「裸の大将 火の国・熊本篇」(2009年)
- 「ほんとうにあった怖い話15周年スペシャル『S銅山の女』」(2014年)
- 「パズル」(2008年)
- 「世にも奇妙な物語’13秋の特別編『仮婚』」(2013年)
- 「翼の折れた天使たち 第一夜『衝動』」(2007年)
- 「クライマーズ・ハイ」(2005年)
- 「花嫁とパパ」(2007年)
- 「Ns’あおい(ナースあおい)」(2006年)
- 「ビー・バップ・ハイスクール2」(2005年)
- 「ビー・バップ・ハイスクール」(2004年)
- 「H2〜君といた日々」(2005年)
- 「義経」(2005年)
- 「ウォーターボーイズ2」(2004年)
- 「天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングに懸けた青春~」(2004年)
- 「てるてる家族」(2003年)
- どのドラマの石原さとみも魅力的
2003年に俳優デビューした石原さとみ。ピュアな少女役から男を手玉にとる小悪魔系キャラ、同性も憧れる大人の女性など、幅広い役柄で知られている。キュンキュン系のラブコメから、感動のヒューマンドラマ、大河ドラマなどで、それぞれ違った魅力を発揮している。
そんな彼女は、2022年1月に第1子の妊娠、同年春ごろの出産予定について所属事務所を通して発表した。本記事では、これまでの石原が出演した代表作から順に、おすすめのドラマ35作品を紹介。最新作から懐かしのドラマまで、あらすじや役柄、見どころとともに、彼女自身とキャラクターの魅力をまとめて振り返る。
「アンナチュラル」(2018年)
三澄ミコト(石原さとみ)が勤める「不自然死究明研究所」は、警察や自治体から死因不明の遺体を解剖して分析する研究所。こじれた性格の中堂系(井浦新)や、プライベート優先でサバサバした性格の東海林夕子(市川実日子)、エリート医師一家の末っ子で少し頼りない久部六郎(窪田正孝)らと、真実の究明に挑む。
本作品の魅力は、沈着冷静なプロだけれど心の芯に優しさを持つ強い人物像を演じきった石原さとみの演技。仕事や家事に忙しい同性などから圧倒的に支持された。また、暗めな作品のように見えて、ミステリーやアクションの要素も盛り込まれており、飽きさせないドラマに仕上がっているのも魅力。第96回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では脚本や演技などすべてがハイレベルと評価されている作品でもあり、クオリティーが高いドラマを見たい人におすすめできる、石原さとみの代表作といえる。
●キャスト
石原さとみ、井浦新、窪田正孝、市川実日子ほか
●脚本
野木亜紀子
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
法医学ドラマ
「失恋ショコラティエ」(2014年)
天才ショコラティエ・爽太(松本潤)の片思いを、小悪魔系・紗絵子(石原さとみ)が千々に乱してしまうラブコメディー。紗絵子を振り向かせたい一心で一流パティシエになって凱旋した爽太だったが、紗絵子はライバル店の紙包みを持って現れたり、急に親しくしたりと身も心も振り回し続ける。
本作の見どころは、かわいすぎる紗絵子が、ピュアで妄想系の爽太を翻弄する仕打ちの数々。自分の「モテ」に対する研究熱心さや計算ずくの恋愛テクニックなどはファンですら評価が二分するほど、最強の小悪魔っぷりを発揮する石原さとみが魅力的の1作。
●キャスト
松本潤、石原さとみ、水川あさみ、水原希子、溝端淳平、有村架純ほか
●脚本
安達奈緒子
●原作
漫画「失恋ショコラティエ」(水城せとな)
●ジャンル・特徴
ラブコメディー
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(2016年)
ファッション雑誌の編集に憧れて出版社に入社した河野悦子(石原さとみ)だが、配属先は記事や原稿の間違いを直す地味な「校閲部」。しかし、スーパーポジティブの河野悦子は、原稿の細部を確かめに長距離出張に出かけたり、作家に内容変更を迫ったりするなど、仕事の枠を超えた行動力を発揮して周囲を巻き込む。
石原さとみ演じる河野悦子は、何事にも動じない図太さを持ちつつも、弱いものの味方になる正義感が強い役柄。彼女の地味な職場にそぐわない派手なファッションも、大いに楽しめるポイント。悦子の一目惚れの相手・折原幸人を演じるのは菅田将暉、校閲部の上司には岸谷五朗、江口のりこら豪華共演陣も魅力の1作。
●キャスト
石原さとみ、菅田将暉、本田翼、和田正人、岸谷五朗、江口のりこほか
●脚本
中谷まゆみ
●原作
小説「校閲ガール」シリーズ(宮木あや子)
●ジャンル・特徴
コメディー
「5→9〜私に恋したお坊さん〜」(2015年)
海外生活に憧れる潤子(石原さとみ)は、30歳を目前にモテ期の絶頂にあり、複数の男性から言い寄られる日々。そんなとき、町内会のお葬式で出会ったのが、僧侶の高嶺(山下智久)。「おめでとうございます。あなたを私の妻にして差し上げます」などと、上から目線の猛アタックを続ける高嶺を、潤子はありえないと突き放すが、次第に気になる存在へと変わっていく。
少女漫画が原作ということもあり、クスっと笑えてキュンキュンできるシーンが数多く散りばめられている。「初々しい2人に恥ずかしくなる」といった声も聞かれるが、漫画原作のラブコメが好きな人にとっては、お気に入りのドラマの一つになるはず。
●キャスト
石原さとみ、山下智久、田中圭、古川雄輝、高梨臨、紗栄子ほか
●脚本
小山正太
●原作
漫画「5時から9時まで」(相原実貴)
●ジャンル・特徴
ラブコメディー
「リッチマン、プアウーマン」(2012年)
IT業界を舞台にした、シンデレラストーリー。高学歴なのに内定がもらえない就職難の学生・夏井真琴(石原さとみ)と、スーパーリッチで天才プログラマーの日向徹(小栗旬)との恋愛模様と、IT業界の熾烈な競争が描かれる。
本作が普通のシンデレラ・ストーリーと違うのは、人間嫌いで極端に実力主義の徹と、抜群の記憶力を持つ理系女子・真琴というユニークな設定。「少し変わったラブストーリーが見たい」という人も楽しめそうな作品だ。現実にはありえないストーリーだが、石原さとみや小栗旬をはじめとした実力派俳優陣によってリアリティーも感じられる。
●キャスト
小栗旬、石原さとみ、相武紗季、井浦新ほか
●脚本
安達奈緒子
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ラブコメディー
「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(2018年)
連続ドラマ初の薬剤師を主人公にしたドラマとして話題となったのが本作。処方に対して「疑義」を行って患者の最後の砦となったり、時には患者の生き方をサポートする存在となったりする様子が丁寧に描かれている。石原さとみ演じる葵みどりは、キャリア8年目のベテラン薬剤師。「薬は患者の今後の生活につながるからこそ、その人自身を知る必要がある」という強い信念を持って仕事に取り組む。
薬剤師だけでなくアンサング(褒められない、認知度が低い)と思われる仕事に就いている人なら、共感できて力をもらえるドラマ。薬をもらう身近な存在でありながら、よく分からないことも多い薬剤師の世界を知ることもできる。
●キャスト
石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂ほか
●脚本
黒岩勉
●原作
漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」(荒井ママレ)
●ジャンル・特徴
医療ドラマ
「ディア・シスター」(2014年)
石原さとみ、松下奈緒のダブル主演で姉妹を演じ、互いに支え合う絆が感動を呼んだ作品。物語は、長年家を飛び出していた自由で男にだらしがない妹・美咲が帰宅することから始まる。真面目で几帳面な葉月は、過去にさんざん苦労をかけられたために追い出そうとするが、実は美咲の帰宅には、ある重大な秘密があった。
本作は姉妹の絆を軸としながらも、美咲と葉月と櫻庭宗一郎(田辺誠一)との三角関係も描かれるほか、美咲の櫻庭永人(岩田剛典)とのラブストーリーもあり、恋愛ドラマとしても鑑賞できる。
●キャスト
石原さとみ、松下奈緒、岩田剛典(EXILE/三代目 J Soul Brothers)、平山浩行、森カンナほか
●脚本
中谷まゆみ
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ラブコメディー、家族ドラマ
「霊能力者 小田霧響子の嘘」(2010年)
霊視、未来予知、悪霊退治などで人気を博す霊能力者 小田霧響子(石原さとみ)。実はハーバード大学を主席で卒業したほどの知識と洞察力、そして地道な調査で難事件を解決する。
ドラマが放送された当時、石原さとみはまだ22歳。霊能力者を演じる際のフレッシュな和洋折衷のコスプレ姿は石原さとみファンならずとも必見。また、キュートな面とクールな面の両方が楽しめるのも、本作ならではの魅力だ。
●キャスト
石原さとみ、谷原章介、大島優子、三浦理恵子ほか
●脚本
渡辺雄介、森ハヤシ、小泉徳宏、山岡真介
●原作
漫画「霊能力者 小田霧響子の嘘」(甲斐谷忍)
●ジャンル・特徴
コメディー、ミステリー
「高嶺の花」(2018年)
才色兼備で家柄と財力も兼ね備えた月島もも(石原さとみ)は、まさかの失恋をきっかけに、冴えない見た目の自転車店主・風間直人(峯田和伸)と出会う。高嶺の花と雑草の恋がなぜか実ってしまったことから周囲の人間関係は崩れ、2人の前に次々に試練が降り掛かってくる。
脚本は「101回目のプロポーズ」や「高校教師」などで知られる野島伸司が手掛け、格差恋愛のシチュエーションを考えたときに和服に身を包む名門華道家の石原さとみが思い浮かんだというエピソードも。口が悪く、エキセントリックな面もある姫っぷりも面白い。
●キャスト
石原さとみ、峯田和伸、芳根京子、小日向文世、戸田菜穂ほか
●脚本
野島伸司
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
恋愛エンターテイメント
「恋はDeepに」(2021年)
石原さとみと綾野剛が初共演したラブストーリー。海をこよなく愛する魚オタクの海洋学者・渚海音(石原さとみ)と、海洋展望タワーを建築しようとするツンデレ系御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)の運命の恋を描く。
このドラマは、渚海音が人魚なのか、そうではないのかが、最後まではっきりせずに進行していく点も楽しめるポイントの一つ。ラストシーンはSNSなどで大きな話題となった。また、本作の石原さとみのファッションは海を愛する渚海音をイメージして、差し色に麻などのナチュラル素材が選ばれている。サステナブルなファッションを学びたい人も参考になるのでは。
●キャスト
石原さとみ、綾野剛、橋本じゅん、今田美桜、 渡邊圭祐ほか
●脚本
徳尾浩司
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ラブコメ、ファンタジー
「Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜」(2019年)
超変わり者で独特の洞察力や魅力を持った黒須仮名子(石原さとみ)は、心ゆくまでお酒と食事を楽しめるフレンチレストランをオープンする。しかし、それはすべて自分一人のため。店舗経営もお客も完全無視のオーナーに不安を感じたスタッフは、逆にお店を盛り立てていこうと団結していく。
本作は第1話が放送されるやいなや「石原さとみがかわいすぎる」「この美貌ならすべて許す」など、絶賛の声が相次いだ。コミドランの川合太一(志尊淳)の天然ぶりにもほっこり。他のキャラも例外なく個性的なので、シチュエーションもののドラマの密な人間関係が好きな人も楽しめる1作。
●キャスト
石原さとみ、福士蒼汰、志尊淳、田口浩正、内田慈ほか
●脚本
吉田恵里香
●原作
漫画「Heaven?」(佐々木倫子)
●ジャンル・特徴
コメディー
「人生最高の贈りもの」(2021年)
「あなたは”大切な人の余命が残り少ないこと”を知った時、どうしますか?」のキャッチコピーで放送された新春ドラマスペシャル。ある日、元大学講師で翻訳家の笹井亮介の元に、結婚していた娘のゆり子(石原さとみ)が突然帰ってきた。ずっと家にいるつもりの様子に、亮介は何があったのか聞きますが、ゆり子は何も話してくれない。実はゆりこは余命わずかであり、ある決意を固めていた。
本作の石原さとみの役柄の特徴は、いたって普通の女性であり、娘であること。ヒューマンドラマの名手である岡田惠和の脚本は、石原さとみによると、”こういう余白があって考えさせられるものをやりたいと思っていたので、台本をいただいたとき、とてもうれしかった”と感じたというエピソードも。女優・石原さとみの実力もじっくり鑑賞できる作品。
●キャスト
石原さとみ、向井理、勝地涼、キムラ緑子、角野卓造、寺尾聰ほか
●脚本
岡田恵和
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
家族ドラマ
「戦艦武蔵」(2016年)
介護士の真中麻有(石原さとみ)は祖母(渡辺美佐子)とともに、元戦艦武蔵の搭乗員の木山三男(津川雅彦)に会いに旅に出た。木山は祖母の夫の戦友で、最後の状況を知っているだろうと人づてに聞いたからだ。はじめは固く口を閉ざしていた木山だったが、食堂のテレビで武蔵発見のニュースを見たことがきっかけとなり、戦友について語り始める。
2015年にフィリピン海底から戦艦武蔵が発見された事実と、それに対する遺族の声や思いを元に制作されたスペシャルドラマ。若い視聴者も、石原さとみ演じる麻有を通じて、戦争の悲惨さを感じ取ることができる。
●キャスト
石原さとみ、勝地涼、渡辺美佐子、吉沢悠、泉澤祐希、津川雅彦 ほか
●脚本
岡崎栄
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ドキュメンタリードラマ
「恋」(2013年)
原作は小池真理子の最高傑作ともいわれる同名小説。安保闘争で騒然としている高度経済成長期の東京と、高級避暑地の軽井沢を舞台に、純愛、三角関係、殺人、近親相姦などのテーマが描かれる。
本作の石原さとみが演じるのは22歳の女子大学生・矢野布美子。そして、ある殺人事件の加害者。なぜこのような事態に至ってしまったのか、視聴者が裏切られ続けるストーリー展開に引き込まれる。
●キャスト
石原さとみ、井浦新、田中麗奈、斎藤工、渡部篤郎、原田美枝子ほか
●脚本
源孝志
●原作
小説「恋」(小池真理子)
●ジャンル・特徴
恋愛ドラマ
「ブルドクター」(2011年)
不審な死を解明する法医学の世界を描いた1話完結型のヒューマンドラマ。パワフルな法医学者・大達珠美を江角マキコが演じ、石原さとみは武蔵警察署の刑事・釜津田知桂として出演している。
後に制作された「アンナチュラル」と重なる部分があるともいわれるが、本作での石原さとみの役柄は、珠美と何かにつけて衝突しながらも、死の真相に近づいていくというキャリア刑事。法医学者の名倉潤之助(稲垣吾郎)とは引かれ合う関係。なお、本作は石原さとみの刑事役デビューのドラマで、その点も見どころの一つといえる。
●キャスト
江角マキコ、石原さとみ、稲垣吾郎、志田未来ほか
●脚本
橋部敦子
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
医療ドラマ、ヒューマンドラマ
「坂の上の雲」(2009〜2011年)
明治維新から日露戦争に勝利するまでの歴史を描いた司馬遼太郎の同名小説が原作の歴史ドラマ。石原さとみは、海軍の戦略指揮官になる天才肌の秋山真之(本木雅弘)の妻であり、愛知県出身で宮内庁御用達の華族女子学校に通う才媛・秋山季子として出演している。
秋山真之の青春群像や海軍での活動などが中心になっているため、石原さとみの出演シーンは多くはない。しかし、その中でも見どころは真之との結婚式。明治時代独特の結婚衣装を着た石原さとみの花嫁姿が見られる。りんとした美しさを発揮する石原さとみの姿を見られるドラマとしても、貴重な作品。
●キャスト
本木雅弘 、阿部寛 、香川照之 、菅野美穂 、原田美枝子 、石原さとみほか
●脚本
野沢尚
●原作
小説「坂の上の雲」(司馬遼太郎)
●ジャンル・特徴
歴史ドラマ
「逃亡弁護士」(2010年)
殺人や放火、横領などの罪を着せられた弁護士・成田誠(上地雄輔)が、都会に身を潜めながら真犯人を探すヒューマンサスペンスドラマ。成田は持ち前の正義感と法律の知識で周囲の人を助けながら仲間を作っていくが、その裏では次なる恐ろしい計画が進行していた。石原さとみは殺害された弁護士・二ノ宮徹(船越英一郎)の娘・絵美役で出演。殺人犯が思いを寄せていた成田だと聞いて動揺するが、「無罪を証明する」と言い残して逃亡した成田のことを信じる。
1話完結のエピソードがメインで、本作も石原さとみの出演シーンは多くないが、各話で出演して重要な役割を果たしている。
●キャスト
上地雄輔、石原さとみ、矢田亜希子、豊原功補、北村一輝ほか
●脚本
渡辺雄介、秦建日子(監修)
●原作
漫画「新・逃亡弁護士 成田誠」(剛英城・岡本創)
●ジャンル・特徴
ヒューマンサスペンス
「ヴォイス・命なき者の声」(2009年)
石原さとみは本作で月9デビュー。法医学生の加地大己(瑛太、現:永山瑛太)や石末亮介(生田斗真)、久保秋佳奈子(石原さとみ)らが、死者のメッセージを聞き取りながら生きる意味を考えるヒューマンドラマ。石原さとみが演じる久保秋佳奈子は、幼いころに亡くなった母親の死因が分からなかったことから法医学を志した医大4年生で、不本意ながら法医学生になったゼミ仲間の加地大己(瑛太)には反感を抱いている。
各回のエピソードは大事件を解決するような展開はないが、人の優しさが丁寧に描かれており、「毎回泣ける」「しんみり温かい気持ちになれる」など高評価の声が多い。
●キャスト
瑛太、生田斗真、石原さとみ、遠藤雄弥、佐藤智仁ほか
●脚本
金子茂樹
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
法医学ヒューマンドラマ
「左目探偵EYE」(2009-2010年)
先天的に左目の視力がほとんどなかった愛之助(山田涼介)は、兄の夢人(横山裕)から角膜手術を受けた後、謎の映像を見られる特殊能力が目覚める。その能力を生かして探偵として活躍するようになる愛之助。しかし、犯罪計画を立てる「犯罪プランナー」の正体は、なんと兄・夢人。兄弟の宿命の対決が始まる。石原さとみは愛之助が通う中学校にいる保健室の先生・挟山瞳役で出演。瞳は明るく好奇心旺盛だが、買い物中毒という弱点を持ち、愛之助の能力を使って借金返済をもくろんでいる。
ストレートパンチやアッパーを練習して挑んだという石原さとみのアクションシーンも見どころ。
●キャスト
山田涼介、横山裕、石原さとみ、岡田義徳ほか
●脚本
秦建日子
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
探偵ドラマ
「きみはペット」(2003年)
才色兼備のキャリアウーマンのスミレ(小雪)は、高慢に見えるが、実は心が弱く、繊細な一面を持つ女性。失恋や左遷が重なり大きなストレスを抱えていた。そんな時に出会ったのが、年下の子犬系男子・モモ(松本潤)。昔買っていた犬に似ているのでペットとして飼いたいと冗談で言ったところ、簡単に受け入れられてしまい、奇妙な同居生活が始まる。石原さとみはモモの元恋人の澁澤ルミ役で出演。澁澤ルミは医者の娘でバレエダンサー、小悪魔的な性格を持っている。モモに未練があることから、スミレに嫉妬していろいろな邪魔をするライバル的な存在になるが、徐々に気持ちが変わっていく。
本作は2017年に入山法子と志尊淳でリメークされ、石原さとみの役は志田友美が演じた。新旧ドラマを比較してみるのも面白いかもしれない。
●キャスト
小雪、松本潤、田辺誠一、酒井若菜、瑛太、石原さとみほか
●脚本
大森美香
●原作
漫画「きみはペット」(小川彌生)
●ジャンル・特徴
ラブコメディー
「裸の大将 火の国・熊本篇」(2009年)
放浪の天才画家・山下清をユーモアたっぷりに描いた名作リメークのヒューマンドラマ。本作は熊本県が舞台。石原さとみ演じる多美は、阿蘇の火口を思いつめた表情で見つめていた。それを心配していた山下清は、女性が泣くのを見て思わず声をかける。山下清(塚地武雅)の変わったしゃべり方に思わず微笑みを浮かべた多美だが、周りは詐欺師が声をかけていると思い込み、山下清は逃げ出してしまう。しばらく後、山下清が身を寄せていた頑子(市原悦子)の診療所に運ばれてきた急患が多美だった。恋人の元から失踪してきた果てに倒れるが、誰にもその理由を話そうとはしない。
本作では、名作リメークのヒロイン役で、昭和レトロな石原さとみが登場する。石原さとみのナース姿も見られるのも注目ポイント。
●キャスト
塚地武雅、市原悦子、石原さとみ、中尾彬、火野正平ほか
●脚本
石原武龍
●原作
「裸の大将放浪記」(山下清)
●ジャンル・特徴
人情ドラマ
「ほんとうにあった怖い話15周年スペシャル『S銅山の女』」(2014年)
取引先から帰社中のOL・山辺夏美(石原さとみ)は、山道で道に迷ってしまう。たどり着いた先は「S銅山」の廃墟、そこは心霊スポットとして有名な場所。なんとか帰れた夏美だったが、周囲では不気味な現象が次々起こり始める。原因が廃坑で拾ってきた仮面だと思った夏美は、それを返しに再びS銅山に向かった。
このスペシャルドラマでは、石原さとみのほか、桐谷美玲や剛力彩芽、島崎遥香(元AKB48)ら豪華ヒロイン陣の作品も一緒に見られる。また、本当にあった心霊現象や不思議な体験を忠実に再現したドラマの数々を味わえる。
●キャスト
石原さとみ、小池徹平、池田鉄洋ほか
●脚本
酒巻浩史
●原作
-
●ジャンル・特徴
ホラードラマ
「パズル」(2008年)
本作は三十路の英語教師・鮎川美沙子(石原さとみ)が、文武両道の名門高校に赴任して、今村(山本裕典)、神崎(木村了)、塚本(永山絢斗)らの頭脳明晰な生徒たちと難事件を解決していく推理ドラマ。
見どころは、他の作品では見られない石原さとみの裏表あるキャラクターの演技。普段はおしとやかな美沙子は、実は金に汚く大食いで、おまけに人の弱みにつけ込むことにかけて悪魔的な才能を持っている。裏表のある一味違った石原さとみを見たいなら、ぜひ押さえておきたい作品。
●キャスト
石原さとみ、山本裕典、木村了、永山絢斗、岩田さゆりほか
●脚本
蒔田光治、大野敏哉、遠藤彩見
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ミステリー
「世にも奇妙な物語’13秋の特別編『仮婚』」(2013年)
27歳の独身OL・盛田成美(石原さとみ)は、そろそろ結婚を真剣に考えなければと焦りを感じ始めていた。そこに現れたのは、結婚を疑似体験できるサービスを提供しているという「仮婚相談員」の並木(北村有起哉)。成美は勧められるままに、1人の男性を紹介してもらい2日間の結婚生活をスタートする。
本作はストーリーテラー・タモリでおなじみのオムニバスドラマで、石原さとみの「仮婚」のほか、香取慎吾、松坂桃李、志賀廣太郎、夏菜たちが出演する作品を併せて楽しめる。
●キャスト
石原さとみ、北村有起哉ほか
●脚本
和田清人
●原作
-
●ジャンル・特徴
シュールコメディー
「翼の折れた天使たち 第一夜『衝動』」(2007年)
ケータイ小説で当時圧倒的な人気を誇っていた作家・Yoshiの同名小説を原作とした青春オムニバスドラマ。「衝動」では、石原さとみが主役を務めた。ユリ(石原さとみ)は夜9時から朝5時までコンビニで働くフリーター。仕事が終わって、いつも向かう場所は廃墟ビルの屋上。生きる意味を見いだせないユリは、そこで毎日のように自殺を考えていた。そんな中、以前からユキのことが気になっていた裕紀(佐藤隆太)がコンビニに現れ、ユキも心を許し始めていく。
この作品で石原さとみは、リストカットをした経験を持ち、今も心療内科に通う不安定な若者を演じている。世の中に対して冷めた視線を送る石原さとみにドキリとする瞬間も。
●キャスト
石原さとみ、佐藤隆太、戸田恵梨香、加藤ローサ、香里奈ほか
●脚本
川嶋澄乃
●原作
小説「翼の折れた天使たち」(Yoshi)
●ジャンル・特徴
ヒューマンドラマ
「クライマーズ・ハイ」(2005年)
本作は1985年に起こった日航機墜落事故を報道する地元新聞記者たちの姿を描いたドキュメンタリードラマ。「クライマーズ・ハイ」とは、極限状況の登山者が体験する恐怖を感じなくなる興奮状態のこと。スクープを狙って御巣鷹山に向かう記者たちは異様な熱気に満ちていた。石原さとみの役柄は、日航全権デスクの悠木和雅がつらくあたったことが原因で死んだ部下・望月の従兄弟。
原作では重要なこの設定は、映画版でカットされたため、ドラマ版の石原さとみの演技が再注目された。本作はNHKドラマとして放送されたが、大きな反響を呼んでDVD化もされているほどの名作。
●キャスト
佐藤浩市、大森南朋、高橋一生、岸部一徳、石原さとみほか
●脚本
大森寿美男
●原作
小説「クライマーズ・ハイ」(横山秀夫)
●ジャンル・特徴
ドキュメンタリードラマ
「花嫁とパパ」(2007年)
憧れのアパレル会社の広報室に就職できた宇崎愛子(石原さとみ)は、仕事だけでなく恋も満喫しようと張り切っていた。しかし、自宅にはしつけに厳しい親バカ・賢太郎(時任三郎)がいる。「門限7時」「男女交際、一切禁止」「お泊り問題外」などと、いちいち邪魔する父親に負けず、愛子は三浦誠司(田口淳之介)との恋を成就できるのか。
本作で石原さとみはコメディー作品デビューを果たし、随所で披露した変顔が話題に。また、ラストのかわいすぎるウェディング姿も必見。
●キャスト
石原さとみ、田口淳之介、時任三郎、小泉孝太郎、和久井映見ほか
●脚本
いずみ吉紘、小川智子
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ラブ&ホームコメディー
「Ns’あおい(ナースあおい)」(2006年)
看護婦になって3年目の美空あおい(石原さとみ)が務める総合病院は、大手医療グループが経営する桜川病院。しかし、そこは関係者の間で最終処分場と噂されている、腐敗と利益優先が横行する場所。持ち前の明るさとガッツで患者のために奮闘するあおいだが、日々現実の壁が立ちはだかる。
本作は、ナース不足や患者軽視などのリアルな医療現場を上手に描き、見る人の共感を呼んだ。垢抜けていない、フレッシュな石原さとみが見たいという人にも、おすすめの作品。
●キャスト
石原さとみ、柳葉敏郎、杉田かおる、八嶋智人、小山慶一郎ほか
●脚本
吉田智子
●原作
漫画「Ns’あおい」(こしのりょう)
●ジャンル・特徴
医療ドラマ
「ビー・バップ・ハイスクール2」(2005年)
きうちかずひろの人気コミック「ビー・バップ・ハイスクール」を実写化したシリーズ第2弾。愛徳高校のツッパリ高校生のヒロシ(窪塚俊介)とトオル(松尾敏伸)はおバカな毎日を送っていた。そんな中、立花商業との間でモメごとが起き、今日子(石原さとみ)も危機に陥ってしまう。
本作は、セーラー服姿の石原さとみを見たい人にイチオシの作品。また、「今日から俺は!!」のようなツッパリ学園ものが好きな人なら、似たような時代背景ということもあり楽しめるはず。
●キャスト
石原さとみ、窪塚俊介、松尾敏伸ほか
●脚本
鈴木おさむ
●原作
漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL(ビー・バップ・ハイスクール)」(きうちかずひろ)
●ジャンル・特徴
学園・不良ドラマ
「ビー・バップ・ハイスクール」(2004年)
恋とケンカに明け暮れるツッパリ高校生のヒロシ(窪塚俊介)とトオル(松尾敏伸)。石原さとみはヒロシとトオルの同じクラスの優等生・泉今日子を演じた。本作では、不良少年の松山ケンイチやスケバン姿の山田優など、現在活躍中の俳優、タレントのレアな姿が多数収められているところも見どころ。
●キャスト
石原さとみ、窪塚俊介、松尾敏伸ほか
●脚本
鈴木おさむ
●原作
漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL(ビー・バップ・ハイスクール)」(きうちかずひろ)
●ジャンル・特徴
学園・不良ドラマ
「H2〜君といた日々」(2005年)
ガラスの肘を持っていたことから野球をあきらめてサッカー部に所属している高校生・国見比呂(山田孝之)。しかし、グラウンドの使用権をめぐって、古賀春華(石原さとみ)がマネージャーをしている野球同好会と試合をしたことがきっかけで、野球の世界に戻ってくる。
本作はスポーツと恋愛がミックスされたストーリーが好きな人におすすめできる青春ドラマ。甲子園を目指す熱い情熱と、爽やかな恋愛模様を楽しめる。実際の甲子園球場で撮影されたシーンも見どころ。
●キャスト
山田孝之、石原さとみ、田中幸太朗、市川由衣ほか
●脚本
関えり香、山崎淳也
●原作
漫画「H2」(あだち充)
●ジャンル・特徴
青春ドラマ
「義経」(2005年)
源義経は平家を滅ぼす戦功を上げながらも、その力を恐れた兄・頼朝によって、悲運の最後を遂げた人物。本作はNHKの大河ドラマで、石原さとみは源義経(滝沢秀明)の愛妾・静御前(しずかごぜん)を演じた。
当時の石原さとみは本格的なデビューから3年目の新人だったが、ミステリアスな静御前の美しさを見事に表現し、大河ドラマの歴史に鮮烈な印象を残した。
●キャスト
滝沢秀明、松平健、松坂慶子、中井貴一、渡哲也、石原さとみ ほか
●脚本
金子成人
●原作
小説「義経」(宮尾登美子)
●ジャンル・特徴
大河ドラマ
「ウォーターボーイズ2」(2004年)
元水泳部の水嶋泳吉(市原隼人)が転校してきた高校は、女子が9割で男子が32人しかいない元女子校。泳吉は男子シンクロ部を設立しますが、女子からは冷たい視線が注がれてしまう。
石原さとみは同高校の吹奏楽部のクラリネットを担当し、将来はプロになりたいと思っているヒロインを好演。男子ばかりの絵面が多いこともあり、石原さとみのかわいさに、ひときわ目を引かれるはず。青春のエネルギーを感じたい人にもおすすめ。
●キャスト
市原隼人、石原さとみ、中尾明慶、斉藤慶太、小池徹平ほか
●脚本
橋本裕志、中谷まゆみ
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
青春・学園ドラマ
「天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングに懸けた青春~」(2004年)
チアリーディングに青春を捧げる女子高校生たちを描いた青春ドラマ。「NNNドキュメント」で放送された全国制覇を狙う強豪校の実話がベースになっており、ハードな練習や友情などが、リアルに描かれた。
石原さとみはチアリーディング部の部長・美貴子を熱演。市川由衣やソニンなどの仲間と演じたチアリーディングシーンは圧巻。
●キャスト
石原さとみ、市川由衣、沢尻エリカ、大塚ちひろほか
●脚本
渡辺千穂
●原作
※オリジナル作品
●ジャンル・特徴
ドキュメンタリードラマ
「てるてる家族」(2003年)
ミュージカル調のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)として異色の本作は、昭和40年代を舞台に、夢を追う4姉妹とその両親の姿を描いたホームコメディー。昭和歌謡に乗せて踊る姿に、「朝から元気になる」「ずっとDVDになるのを待っていた」など根強いファンが絶えない。
石原さとみは、4姉妹の末っ子・冬子(石原さとみ)として、ひときわ明るいキャラクターを演じた。春子(紺野まひる)、夏子(上原多香子)、秋子(上野樹里)がそれぞれ夢を実現させていく中、冬子も個性を生かして宝塚音楽学校の合格を目指すという役柄を熱演した。
●キャスト
石原さとみ、浅野ゆう子、岸谷五朗、藤村志保ほか
●脚本
大森寿美男
●原作
小説「てるてる坊主の照子さん」(なかにし礼)
●ジャンル・特徴
ホームドラマ
どのドラマの石原さとみも魅力的
純粋無垢な美少女や小悪魔系キャラ、同性も憧れる大人の女性など、どのドラマの石原さとみもとても魅力的。本記事ではデビューから最新作まで、幅広い年代を網羅して紹介したので、役柄の幅広さに改めて驚いた人もいるのでは。気になった過去作品を動画配信サービスなどでチェックしてみよう。
最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。