話題作「家政婦のミタ」「35歳の少女」を手掛けてきた遊川和彦氏の最新作『となりのチカラ』第7話より誰もが予測できない展開へ
チカラが向き合うのは「自分の家庭問題」
過去に描いてきた主人公について、遊川氏は「これまでは強い女性が、問題に対しインパクトのある方法で解決していくことが多かったんです」と語っている。その言葉通り、遊川氏の作品では、「強い女性」が主人公として登場し、誰しもが諦めてしまうような問題を華麗に解決。
その「強い女性」たちは物語の後半に差し掛かるにつれ、前半では予想できないような展開を迎え、視聴者に衝撃を与えてきた。このように「となりのチカラ」の後半部分となる第7話でも遊川氏の作品らしく、大きな山場を迎えることが予想される。
第1話から第6話までは中越家の周りで起こっている問題をチカラが解決しようと奮闘してきた。しかし、第7話では何の問題もなかったはずの中越家だったが、「灯(上戸彩)が『これ以上、チカラくんといたくないの』と実家に帰ってしまう」という問題が発生し、これまでと違った展開へと向かう。
第6話の放送後、「チカラくん大丈夫?」「ついに中越家にも問題発生か!」と心配する視聴者も続出。マンションの住人の問題ばかりを気に掛けて、「自分の家には問題はないだろう」と安心して、自分の家庭や灯の心の変化に何一つ気が付くことができなかったチカラ。
そんな彼が自分の家庭の問題にどう向き合って解決するのか、そして、最後にはどんな終わりを迎えるのか、今後の展開の大きなきっかけとなる第7話は3月17日(木)に放送される。