グランプリの金井さんは「ラフな服装で何らか賞をもらって帰ったら格好良いなと思って、くだけた服を着てきたんですけど、まさかグランプリをもらえるとは思ってなくて。だったらもっとかわいい服で来れば良かったなって思ってます(笑)」とちょっと反省。
賞を獲得したことで自信がついたという人も多いようで、胡桃沢さんは「トゥシューズで踊るバレエアイドルってあんまりいないと思うんです。私は、バレエを通してたくさんの方にハッピーになってもらいたいです。今、平和じゃない世界になってきていますけど、一人でも多くの人に笑顔が届けられるバレエアイドルを目指します」と力強く思いを語った。
20歳でファッションデザイナーをしながらファッション誌の編集者としても働いているAyumiさんは、“益若つばさ賞”も受賞。「デザイナーが父の夢でもあったんですけど、自分のブランドのファッションショーをやって、そのショーの最前に父親を座らせたいと思います」と夢を明かした。
他にも、瑛依さんは「作詞、作曲と編曲が今一番好きなことで、歌と踊りも人並みにはできるので、自分の作った曲を採用してくれるアイドルグループでアイドルをやりたいです」と、オオハラさんは「自分の中で『こういうことができたらいいな』と思っているのは、映画に出ること。お芝居の経験ができればいいなと思っています」と、それぞれの夢や目標を語った。
金井さんは春から美容室でアシスタントとして働くことが決まっている。「ここから2、3年ぐらいはアシスタントをして経験を積まないといけないんです。お客さんがつくようになったら、『ミスiDの店』という名前の美容室を必ず実現します。5年で!」と大きな夢を掲げつつ、「お笑いが好きなので、(選考委員を務めた)佐久間(宣行)さんの力を借りて『ゴッドタン』に出たいです」という密かな夢も明かした。
◆取材・文=田中隆信
CielazurLivres
発売日: 2021/06/18