上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンをつないできた連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)が4月8日、最終回を迎えた。女優の美咲すみれ(安達祐実)ら“ひなた編”の人物たちの意外な“その後”が描かれ、話題を集めた。(以下、ネタバレがあります)
「ゆみは三国一の果報者」
最終回(第112回)では、安子(森山良子)とるい(深津)、ひなた(川栄)それぞれの2025年の近況までが描かれた。ひなたのラジオ講座の講師を務めたウィリアム・ローレンス(城田優)こそが初恋のビリーと判明するなど、一気に畳みかけた最終回に反響は大きく、番組名がTwitterの世界トレンド入りしたほど。
そんなひなたの人生に欠かせない場所、条映映画村で出会った人々にもさまざまな“その後”が用意されていた。女優の美咲すみれはなんと、二代目モモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)と結婚。“40年ごしのゴールイン”の文字が踊る中、金屏風の前で結婚報告をした。
「決めゼリフをお願いできますか?」という記者の求めに剣之介は「おゆみ、待たせたな」、すみれは「黍様。ゆみは三国一の果報者でございます」と幸せそうに微笑んだ。すみれが口にしたセリフは「黍之丞危機一髪 おゆみ命がけ」のワンシーン。ひなたが映画村でアルバイトをしていた時代、五十嵐(本郷奏多)との寸劇でも同様のセリフを口にしていた。
すみれの幸せ報告に視聴者ほっこり
心温まるすみれのその後に、視聴者からも「すみれさん、幸せをつかんだのね!つくづくあっぱれ!!」「おゆみ命がけの名セリフで結婚会見するすみれさん最高すぎる」「モモケンさんと今度こそ幸せになってね!」と、感慨の声が続出した。
NHK出版
発売日: 2021/10/25