映画「死刑にいたる病」(5月6日[金]公開)の完成披露試写会が4月12日に都内で行われ、舞台あいさつに阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、中山美穂、宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真、白石和彌監督が登壇した。
櫛木理宇の同名小説を映画化した同作品は、息つく暇ない心理戦の応酬が繰り広げられるミステリー。うっ屈した日々を送る大学生・雅也(岡田)の元に、世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村(阿部)から一通の手紙が届く。内容は「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」というものだった。榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めた雅也は、想像を超える残酷な事件の真相にたどり着く。
中山美穂「今日は時間がもうあれなので…(笑)」阿部サダヲをかわす
舞台あいさつでは、阿部が演じる榛村の“昼は優しいパン店店主、夜は殺人鬼”という二面性に掛けて、岡田、岩田、中山の二面性やギャップを感じた瞬間を明かした。
岡田について、阿部は「(共演シーンが多く)結構長くやっていたので、(舞台あいさつ中の)今、(品行方正な態度であるため)ギャップしか感じてないです」と打ち明け、岡田に対して「もうそろそろ(限界が来て)俺に対してタメ口になるでしょう？」と裏でのたたずまいとの違いをチクリ。そして、「『LINE交換して、友達になりましょうよ』って言われたんです」と、岡田のフレンドリー過ぎるエピソードを暴露した。
岡田が苦笑しながら「一応、『大先輩なのは重々承知しているんですけど』って入れたんですけど、それは無視されました」と訴えると、阿部は「“既読”はしましたよ」とピシャリと言い放ち、丁々発止なやりとりで会場を沸かせた。
また、岩田のギャップを感じた瞬間について、阿部は「EXILEってレモンサワーを結構飲まれるんですけど、岩田さんはそんなに飲まないんですって！」と語った。
一方、中山については「ギャップはないです。ずっと中山美穂さん。本当にすてきな方ですよねぇ」とうっとり。さらに、「(感染予防対策用の)アクリル板さえなければ、そっちに…」と熱い視線を送られた中山は、困惑しながら「私は結構多面性を持っていると思いますよ」と明かす。
「そうなんですか？ 掘っていいですか？」と前のめりで食いつく阿部に、中山は「今日は時間がもうあれなので…(笑)」と切り返して爆笑をさらっていた。
※宮崎優の崎は正しくは「立つさき」
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