木村拓哉が主演を務めるドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)が4月14日にスタートした。木村演じる主人公・桐沢が28年ぶりにボクシングに向き合い、かつての感覚を少しずつ取り戻していく姿に視聴者からも感動の声が殺到。ドラマタイトルの題字を生徒役の高橋海人が担当したこともオンエアで明かされ、大きな話題を集めた。(以下、ネタバレがあります)
生徒役にはフレッシュなキャストが勢ぞろい
「未来への10カウント」は、生きる希望を完全喪失した男・桐沢祥吾(木村)が図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に再生していくさまを描く“世代を超えた青春群像劇”。脚本は、「HERO」シリーズ(2001~2015年、フジテレビ系)や「CHANGE」(2008年、フジテレビ系)の脚本家・福田靖が手掛ける。
松葉台高校ボクシング部の生徒役には、King & Prince・高橋海人、山田杏奈、村上虹郎、坂東龍汰、佐久本宝、吉柳咲良、櫻井海音、阿久津仁愛、大朏岳優、山口まゆ、三浦リョウ太、富樫慧士らフレッシュな顔ぶれがそろい、ボクシングへの情熱で桐沢の心を動かしていく。第1話では、未来に何の希望も持たず日々アルバイトで生計を立てる桐沢と、ボクシングに情熱を傾ける部員たちの出会いが描かれた。
公開スパークリングが桐沢を動かす…
桐沢のやる気のなさに初めは不信感を抱いていた部員たち。だが、過去のネット記事から桐沢が高校四冠を達成した元実力者だと知り、俄然やる気に。部長の伊庭(高橋)を中心に、元高校王者・桐沢を目玉にした“公開スパーリング”イベントを勝手に企画し、新入生集めに奮闘し始めた。
一見空回りしているかのような部員たちの情熱。だが第1話では、早くもその情熱が桐沢を動かし始めているさまが描かれた。