2020年放送のドラマ「恋する母たち」(TBS系)で妹思いの優しい兄や、「珈琲(コーヒー)いかがでしょう」(2021年テレビ東京系)ではドラマ後半のキーパーソンである、暴力団組長の三代目・ぼっちゃん役、「ナイト・ドクター」(2021年フジテレビ系)で病気の彼女を懸命に支える彼氏役、そして、1月から放送された「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系)では、学校一の完全無欠なイケメンを演じるなど、出演作が続く宮世琉弥。
4月からは、教師と生徒のラブコメドラマ「村井の恋」(TBS系)で、教師へ思いを寄せる生徒・村井を熱演している。
「村井くんは高橋ひかるさん演じる田中先生にいちずにぶつかっていくんですが、毎シーン告白場面のようになっていて、僕、何回も振られるんですよ(笑)。それでもくじけない村井くんが皆さんの心に響いて、この作品が理想の恋の形の1つになればいいなと思いながら演じています」
同作への意気込みは、役作りからもひしひしと伝わってくる。
「とにかく原作を読み込んで、村井くんの行動や性格、田中先生と友だちに見せる顔の違いなど、細かく考えました。原作者の島順太先生がおっしゃっていたのは、『村井は現代の勇者』。実際、田中先生のことを考える時の村井くんは、現代の勇者というか武士のようになるんです。一方で友達と遊ぶ時は普通の高校生。その違いを意識しながら演じています」