小栗が思う“ヒロインの条件”とは
――「恋に無駄口」は作品紹介に“青春ラブコメディー”と書かれていますが、小栗さんが“青春”と聞いて思い浮かべるものは?
文化祭とか体育祭かな。でも、私あんまり体育祭のこと覚えていなくて。AKB48で運動会があったりしたので、“運動会”って言う方がしっくりきますね(笑)。1つの目標に向かってクラスのみんなで団結して頑張るっていうのがすごく青春だなと思います。
――今回の出演にあたって久しぶりに漫画を読んだとおっしゃってましたが、小栗さんが思う“ヒロインの条件”みたいなものはあったりしますか?
爽やかな感じで、男女問わず「かわいいな」って思ってもらえることですかね。素朴なナチュラルさというか。色で言ったら白や水色みたいなイメージがありますね。
依麻はそれとはまたちょっと別かもしれないんですけど、いろんな学園ドラマを見て勉強して、私なりにそれを崩して依麻に生かしています。
“食べ物”にまつわるショックなエピソードを告白
――タイトルに掛けて、“無駄口”と言ってしまうと失礼ですが(笑)、小栗さんが撮影現場や普段のAKB48の活動で“雑談”するときはどんな内容が多いですか?
食べ物の話が多いですね(笑)。メンバーとはどこのご飯がおいしかったとか、最近食べたおいしかったものとか、そういう話をよくしています。
特に私と本田仁美ちゃんと山内瑞葵ちゃんがお弁当を選ぶ時間がすごく長い3人で、お弁当の前で3人立ち尽くしてずっと悩んでるみたいな状況がよくあったんですよ(笑)。
私は少しずつパッと決められるようになってきたんですけど、それまでは本当に30分掛けちゃったり、選んだけどやっぱり変えようかなって悩んだりして。それくらいこの3人はお弁当に熱心な3人なので、よく食べ物の話をしたりしますね(笑)。
――食べ物の話で思い出したんですけど、1st写真集発売記念の配信で初めてのフードデリバリーに挑戦していましたが、その後は利用していますか?
使ってないんですよ、せっかく使い方覚えたのに(笑)。ご飯はおうちで作ってもらえているので、なかなか使う機会がなくて。ただ、あのときパクチーが好きになったので、またパクチー料理を頼みたいなって思います。
――食べ物の話が続いたので、最近注目している食べ物があったら教えてもらえたらと思うんですが。
私、大阪の「551 蓬莱」がすごく好きなんです。以前大阪に行ったときも家族に持って帰ろうと思って冷凍の豚まんを買ったんですけど、そのときは眠くて、降りる駅を乗り過ごしちゃったんですよ。
で、逆方向の電車に乗って戻ったんですけど、乗り過ごして着いた駅のホームに豚まんを置いてきちゃって。だから、また電車に乗って取りに戻ったら、おしぼりが開いてて、中を見てみたら食べられちゃってたんですよ! 冷凍だから1口かじってそのまま放置されてて。
そういうショックなことがあったんですけど、「551 蓬莱」創業者のお孫さんのお店が東京にできたので、今はそのお店に行ってみたいなと思ってます。
――ちょっと前振りでスタッフさんもザワザワしてましたが…(笑)。では、最後に視聴者の方に向けてメッセージをお願いします。
この「恋に無駄口」はAKB48の作品以外で初のヒロイン、初の連ドラということで、まだまだなところもあるかもしれないんですけど、全力で取り組ませていただいてます。
少女漫画原作のドラマなので、なじみがないなっていうファンの方もいるかもしれないですけど、依麻としてみんなに認めてもらえるように、たくさんの方にこの作品を好きになってもらえるように、続編ができたらいいなって思うくらい依麻として頑張っています。
“無駄部”のわちゃわちゃ感とか、キュンキュンするシーンとか、切ないシーンとか、どの世代の方にも見ていて共感してもらえたり、「懐かしいな」とか「いいな」って思ってもらえたりするところがたくさんあると思うので、ぜひたくさんの方に見ていただいて、キュンキュンして明るい気持ちになってもらえたらうれしいです。