様々なキャラクターが現代に生きていたら…
今回の舞台は過去のアニメーションから30年経った現代のロサンゼルス。
雰囲気がガラッと変わった本作について、石川は「チップとデールだけに限らず、様々なキャラクターたちが現代の今に生きていたらきっとこんな生活なのかもしれないなという新たな一面がたくさん見られると思います。もちろんそこには実際に生活している人間もいて、キャラクターたちとどういう関わり方をしているのかというのもぜひ注目していただきたいポイントです」と語る。
野島は「すっかり現代に馴染んでいるチップとデールの姿は初見、爆笑でした。でも何度も見ても微笑ましい気持ちになりますね」と本作ならではの見所をプッシュ。
さらに、本作の見どころでもある実写×CG×2Dアニメーションの3つの世界が入り混じる“ハイブリッド実写CGアニメーション”の魅力について、石川は「現代の技術の粋がここに集約している映像作品になっていると思います。あらゆる次元のキャラクターと実写の人間が同じ世界にいることで、本当に自分たちもキャラクターたちと会話ができているようでわくわくします。また色々なキャラクターが出てきて現実に近い生活をしているので、自分の好きなキャラクターがこの映画の世界に入ったらどんな生活をしているんだろうと想像が広がるのが本当に楽しい作品です」とコメント。
野島は「映像マニアな僕的に細かく言うなら“実写×CG×2Dアニメ”だけじゃない!クレイアニメもあります!しかもちゃんとクレイアニメらしいコマ数を少し落とした動きがリアル。そもそも2DアニメもCGもいろんな時代やスタイル、ジャンルや描き方が違ったキャラクターが登場しますし、よくもまぁ一つの作品の世界に詰め込めたものだと驚きます。本当にスーパーハイブリッドです」と、各ジャンルの映像技術が結集した究極の作品であると語る。
彼らは大の親友で最高の相棒
また、チップとデールは正反対な性格だからこそ生まれるチームワークも人気の1つ。
最新作での2人の魅力について石川は「やはり二人の相性の良さは筋金入りで、二人で何かをすることで彼らが輝いているというのは一番の魅力だと思います。どんな距離感になったとしても、どんな思いがあったとしても、彼らは大の親友で最高の相棒なんだと思える関係性が本当に素敵です」と凸凹コンビならではの魅力を語る。
そんな2人の吹替を演じる際は、「彼らが一緒に過ごしていく中で本来の関係性の居心地の良さを感じていく様を皆さんに感じていただきたいなと思いながら声を当てさせていただきました」(石川)、「演じるときはデールとしては、とにかく明るく楽観的で前向きな気持ちを持ち続けました」(野島)と、チップとデールのコンビだからこそ生まれるスピード感のある掛け合いを楽しみながら演じたと振り返る。
「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」あらすじ
チップとデール初主演!ジョークと懐かしさ満載の長編映画!子どものころからの友人、チップとデールは大人になり、ショービジネスの世界へ進んだ。主演TVシリーズをきっかけに、二人は世界中で大人気を博し一世を風靡する。