マークと同様に視聴者も“何が現実で何が妄想か”区別がつかなくなってしまい混乱。配信当時は、視聴者の「えっ何?」「急展開にびっくりした」「すごい衝撃!」などの感想がSNSなどに投稿されていた。
続く第5話は、病院の謎や複数人格の秘密などの伏線が回収された衝撃の内容。読者の皆さんの楽しみを奪わないためネタバレは避けるが、視聴者はまたしても大盛りあがり。その中でも多かったのは「本当にあと1話で終わるの!?」という意見だった。
そして最終話となる第6話。4話5話とは打って変わってアクションシーン満載の回。“新ヒーロー”が登場するというサプライズまで用意され“これぞMCU”といった内容に。
またMCUシリーズのお約束であるポストクレジットシーン(エンドクレジット後に流れる映像)での“ヒキ”も完璧で「最後の最後に!?」という驚きがあった。6話でしっかりと完結しているが、シーズン2や他MCU作品でぜひムーンナイトの活躍を見てみたいと思わせる内容だ。
“ドラマならでは”のマーベル作品
全編を通してみると、ヒーロー要素とミステリー要素が融合した異色の作品となった「ムーンナイト」。特に4話と5話はミステリー要素が強く出ており、視聴者の多くは病院の謎や、どこからが現実なのかなどの考察を楽しんでいた様子。
マーベル・スタジオのオリジナルドラマ第1作である「ワンダヴィジョン」も、MCUのキャラクターが登場するシットコム風のストーリーから始まり、徐々にその世界の秘密が明かされていくと実は…!という衝撃作だった。
マーベル・スタジオはドラマを制作する際に、約2時間という映画の視聴時間では実現できない“ドラマならでは”の物語を紡ごうとしているのだろう。
6月には「ミズ・マーベル」(6/8[水]夜4時、ディズニープラスにて独占配信)が、こちらもマーベル・スタジオのオリジナルドラマとして配信される。“アベンジャーズオタク”の女子高生がヒーローの力に目覚めるという作品で、ヒーロー=力を持ったものとしての葛藤や、家庭・学校・社会での問題など、人間ドラマに比重が置かれているようだ。
今度はどのような、ドラマならではの物語を見せてくれるのか。期待して6月を待ちたい。
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