紫式部は、自分の才能と努力で作品を生み出していった人物
内田は「平安時代は、優雅で静かな時代と捉えられている中で、権力闘争などを大切に描こうと思っています」と語った。また、「紫式部は、自分の才能と努力で作品を生み出していった人物であり、大河ドラマで取り上げる際に、生活だけでなく、仕事においても主導をとる女性を描きたいという思いが強くありました」と紫式部を選んだ理由を説明した。
さらに、「大石静さんは、生きていく女性の悩みや幸せなどを、心を寄せて見れる脚本に仕上げていて、今回の平安時代の人々の心の動きを、現代の人たちが楽しく見てもらうためには大石さんの力が欠かせないと思っています」と大石の印象を述べた。
タイトルの「光る君へ」は、藤原道長への思い
見どころについて内田は、「源氏物語がどのように生まれ、そこに紫式部と藤原道長の関係がどう影響していくかという部分が見どころになるのではないかと思います」とコメントし、「紫式部の自身の著作に対する思いと、光源氏のモデルの一人だったのではないかと言われる藤原道長への思いを込めています」とタイトルの「光る君へ」への思いを明かした。
大河ドラマ「光る君へ」は、2024年1月よりNHK総合ほかにて放送開始予定。
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