麒麟・川島明「感動を覚えるくらい、奇跡の連続でした」 新企画『無声演芸劇場』に感無量
麒麟・川島明コメント
――「無声演芸劇場」の収録を終えた感想をお聞かせください。
この番組の中継コーナーはいつも想定外の展開になるんですけど、今回は特にすごかったですね。9割以上が台本に書いてないことだったんで(笑)。でもその分、ライブ感満載で面白かったです。
実は収録が始まる前、“無声ネタなんて大丈夫か?”って、かなり不安だったんですけれども、いざフタを開けてみたら、奇跡的なハッピーエンドを迎えることができまして(笑)。ここだけの話、下手したら、コーナーごと全部カットされるかもしれないと覚悟してたんですが(笑)、おそらく5組全員、無事に放送されると思うんで、うれしい限りですね。
――そんな“無声芸人”の5組の中から、あえてMVPを選ぶとしたら?
強いて言うなら、ランジャタイ…というか、大先輩の師匠のお二方ですね(笑)。あんな大御所が“無声演芸劇場”に出てくださるなんて、感無量でした(笑)。
でも本当に、皆さん素晴らしかったと思います。全員が必ずひとつは奇跡を起こしてくれましたからね(笑)。もし同じことをもう一回やれって言われても、100%無理ですから。ちょっと感動を覚えるくらい、奇跡の連続でした。
麒麟・川島明「味の濃いものが続くと、喉が渇いてしまうこともある」
――今回の「無声演芸劇場」のほか、「ENGEIグランドスラム」では、いつも中継企画のコーナーMCを務めている川島さんですが、この番組における川島さんの役割とは?
僕が担当させていただくコーナーは、“給水所”やと思ってるんです。芸人のみなさんが披露する本ネタは、いわば“作品”ですから、じっくり味わっていただきたいんですけど、味の濃いものが続くと、喉が渇いてしまうこともあると思うんですよ。
だから休憩がてら、お水でもどうですか、と(笑)。お茶の間のみなさんに、“こういう笑いもありますけど…”って、提案させてもらってる感覚ですね。