演出家・宮田慶子氏が相葉の稽古の様子を告白
宮田氏はそんな相葉との稽古の様子を、「稽古の途中で『ごめんね、12年分ダメ出ししてるよね。そりゃ消化できないよね、ちょっと反省した』ってやってたくらいでした」を回顧。
「12年分たくさんの経験をなさって、すてきな大人の男性になられて。中身が充実されたことを実感しまして。今回の役はとても真摯に受け止めてきちんと重ねていかないとできない役柄なので、中身が充実した分苦しんだっていう感じでした」と、相葉の苦労を語った。
「追っかけまわしてダメ出ししてましたからね」
また、「一番最初がたぶん16年前…? 追っかけまわしてダメ出ししてましたからね。『皆まで言うな』って顔して逃げるんです。『キャパオーバーです!』って」と、相葉と初めて出会った舞台「燕のいる駅」(2005年)の稽古についても語った宮田。
「そういうことがあったなと懐かしく思い出すくらい、今回はすごく大人だった。歳月は素晴らしいって(笑)。うれしいです。同時に欲が出ちゃいました」と話した。
さらに、今回は追いかけまわさなかったかと問われ、宮田氏は「ちょっとしたね?」と笑顔。相葉も「帰ろうとした時に捕まれて(笑)」とエピソードを告白した。
そんな宮田氏に対して相葉は「稽古入っていない時は本当に優しい。本当に優しい顔も知っているし、鬼の顔も知っているし…(笑)。本当にお母さんです」と信頼関係をのぞかせた。