夏菜コメント
出産後すぐにお話をいただいたので「私でいいのか!」と、とても嬉しかったです。信じられないほどセリフを覚える時間がないので、現場に入るのが恐ろしいというのが正直な気持ちです(笑)。その反面、久しぶりの現場でワクワクしていて、早起きも得意になりました(笑)。
台本を読んで「男役!?えええ!?」となりましたが、読み進めて行く程に深い愛の話なんだなと。これはすごく難しく、今までやってきた役の中で1番難しいかもしれないです。
共演経験がある優愛ちゃんとは、今回は夫婦役なのでいい距離感でできたらなと思います。白洲さんは初めましてですが、二人一役ということで息を合わせなくてはいけないなーっと。二人三脚でがんばります!
晶は、男性・女性といった固定概念にぶつかりながら、本当の自分を見つけ出そうとします。夫婦って一体なんだろう?ということ、そして人が人を愛するということ、自分自身を愛するということの大切さをこの作品を通して伝えていけたらなと思います。
私としてもかなり、挑戦的な役だと思っています。この山を登りきりたいです!是非、晶の成長、夫婦の成長を見守って下さい。
白洲迅コメント
また変わった役がきたなぁと(笑)。ワクワクしながら台本を読ませていただきました。ある日、突然性別が変わってしまう“異性化”が存在する世界。非現実的な設定にも関わらず、人間模様を細かく描いた説得力のある世界観がとても面白く感じました。
“異性化”してしまう磯森晶を演じますが、とても素直な人間だなと感じました。ものすごく素直に苦悩しながら、受け入れながら、素直にそれを行ったり来たりする。なので、僕も素直に演じながら、夏菜さんと晶を作っていけたらと思います。
“異性化”というフィルターを通すからこそ、見えてくる夫婦の在り方であったり、人間模様を丁寧に描いていけたらと思っております。是非、ご夫婦であったり、友人、仕事仲間、自分の大切な人と見ていただけたら嬉しいです。
新川優愛コメント
“異性化”という特殊な出来事をきっかけに、今までにない角度でパートナーとの関係を描いている作品です。私が演じる苑子は、夫・晶をとても大切に思っています。何事も壁にぶつかった時、相手のことを大切に思っている人ほど、当事者と一緒に悩んでもがくと思います。夏菜さんと白洲さんが演じる、どちらの晶も大切にしながら、強くて芯のある女性を演じたいと思います。
お二人とも以前に、共演していて、夏菜さんはいつも周りを明るくしてくれていました。白洲さんはおおらかでいつもニコニコされているイメージです。本作は新しい形で、友人、夫婦、パートナーとの大切な繋がりを描いていきます。好きな人や物、大切なことに対して、自分に正直にまっすぐな気持ちで進める人が一人でも増えたら嬉しいです。