与田祐希が“プラモ女子”に!「見てくれている方たちの背中をそっと押せるお手伝いができたら」<「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」インタビュー>
乃木坂46に入ってから、自分の気付けなかったところに気付けたり強くなれた
――与田がこのドラマを通して伝えたいこととは?
案外璃子みたいな量産型の人って多いのではないかと思うんです。璃子はプラモデルに出合ったことで人生が変化して、自分自身を見つめ直せるきっかけにもなるのですが、私も学生時代クラスの中で目立つ存在ではなかったので、うらやましいなという思いがあったり、悩んでいた時期もあったんです。
でも、乃木坂46に入ってから私を好きになってくれる人がいてくれることで、自分の気付けなかったところに気付けたり、強くなれたんです。“少しのきっかけで人生は変わるんだよ”って、見てくれている方たちの背中をそっと押せるお手伝いができたらいいなと思っています。
あと、プラモデルって案外楽しいよ!ということも伝わったらうれしいです(笑)。私もプラモデルって最初は苦手意識があったんですけど、プラモデルの研修で2時間くらい黙々と作っているうちに、“あ、これ好きかも!”って思ったんです。細かい作業は好きな方ではなかったのですが、意外と集中して何かに取り組むことは好きなんだなって気付けました!
――地上波では初主演となる今作。座長としての意気込みを聞いてみると。
主演を務めさせていただけるというありがたさと、うれしさはとても感じました。自分が引っ張っていくという意識はないのですが、演じさせていただく璃子もリーダー的に人を引っ張っていくタイプでもないし、ボーッとしているけど、愛されキャラで、ナチュラルなところが魅力でもあると思うので、緊張感を持ちつつもあまり気を張り過ぎず、みんなでチーム一丸となっていい作品を作っていけたらうれしいです。
座長だからというわけではないのですが、現場のみんなが喜ぶ顔が見たいので差し入れとか持っていきたいなって思います。おにぎり屋さんが来てくれてたときはうれしかったので、おにぎりとかいいですかね? 乃木坂の同期のメンバーもいろいろなところで頑張っているので、お互い声を掛け合って、一緒にみんなで頑張れたらうれしいですね。
取材・文=武市尚子