本当に全力でひたすらストレートを投げるだけだった
ジャニーズ事務所の舞台以外に立つのは初の2人。和田は「がっつりお芝居をするっていうのは、なかなかなかったので、特に、テクニックきかせたり、抑揚こうやったりっていう事前の引き出しも一切なかった。本当に全力でひたすらストレートを投げるだけだったので、逆にやりやすかったところはやりやすかったです」と語った。
途中、記者から稽古中のエピソードについて質問が飛ぶと、和田と鈴木が舞台上で顔を見合わせ相談する仲睦まじい一コマも。相談の結果、和田が、共演者たちと顔をあわせてまだ3日目位で、舞台のパンフレット用の取材で「今回のカンパニーについて」という、かなり内容の濃い座談会が行われたことを披露。和田が「みんなどうしゃべろう?みたいな(笑)」と言うと、鈴木は「初めて打ち解けたのが座談会」と同意。
共演者の中では、次期寮長と目される監督生を演じる多和田任益が「ひたすら兄貴でいろいろ話しかけてくれた」(和田)と、チームワークの一端も垣間見せた。
そんなカンパニーを代表して、最後に和田は、1981年に初演、1984年に映画化もされた名作を演じることについて「これまでのその看板を汚さないように全力で」と意気込みを。「舞台主演初だとか、始まってしまうので言ってられないので。最後の最後まで全力でやりきりたい」と力強く宣言した。
舞台は6月24日~7月3日(日)まで東京・よみうり大手町ホールにて、7月7日(木)~10日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、7月12日(火)~13日(水)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演される。