パンサー尾形貴弘が、7月5日に都内で開かれた新番組「笑わない数学」(毎週水曜夜11:00-11:30、NHK総合)のリモート会見に出席。同番組でMCを務めることが決まった尾形が、番組が決まった時の感想や番組の面白い部分、数学への意識など取材陣からの質問に答えた。
7月13日(水)よりスタートする同番組は、難解な数学の世界を大真面目に解説する異色の“知的エンターテインメント番組”。「リーマン予想」「フェルマーの最終定理」「連続体仮説」「四色問題」「ガロア理論」「abc 予想」「確率論」「P対NP問題」「カオス理論」「ポアンカレ予想」「暗号理論」「虚数」など天才数学者をも苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界を分かりやすく掘り下げる。
「100％ドッキリだと思いました」
初めに番組プロデューサーが、尾形をMCに起用した理由について「数学の難しさを一生懸命に乗り越えて、伝えてくれる情熱を持った人がMCになっていただいたらと思い、番組が決まった時に尾形さんしか浮かばなかったです」と語った。それに対して尾形は、「うれしかったです。100％ドッキリだと思いました。NHKさんも数学も僕の遠いところにあると思っていたので。今までの僕は知的な部分がゼロだったので、新しい自分が開けた気がします」とコメント。
また、不安ではなかったかという質問に対しては「不安しかなかったです。でも、チャンスをくれているのでまずやってみようと思ってやりました。今はやってよかったなと思います。一回り二回り大きくなった気がします」と答えた。
授業中はほぼ寝ていました(笑)
さらに、数学が好きかという質問には、「小学校6年生までは好きでした。中学校からはサッカー漬けだったので授業中はほぼ寝ていました(笑)。でも、数学は嫌いという感じではなかったです」と学生時代について明かした。
そして、十数年ぶりに数学に触れた感想を聞かれると「僕は基礎ができていないのでディレクターの方々に教えてもらっています。この番組はそこそこ数学が好きな人でも分からないような部分もあるので、柔らかくしてお伝えすることが僕の使命だと思っています」と語った。
