橋本さとしが、2023年放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
橋本は、“武田軍の最高指揮官”山県(飯富)昌景を演じる。若き頃より武田信玄を支えた筆頭重臣。川中島合戦では最前線で指揮し、上杉軍と対決。譜代家老の山県氏の名跡を継承、赤備え隊も引き継ぎ、やがて昌景の「赤備え」は武田最強部隊の代名詞となる。信玄より駿河侵攻を命ぜられ、家康はその強さに恐怖を感じる、という役どころだ。
家康をガンガン追い込んでいきたい
大河ドラマ初出演にあたり橋本は、「前回の大河ドラマでは『平安のガンダム』とうたわれた規格外に強い武将を演じました。この度もものすごく強い武将の役をいただき、画面からはみ出るくらいの気迫で演じたいと気合いが入ります。昌景は武力だけでなく策略や文官としても才能を発揮する、最強武田軍の中でも最強部隊を率いる猛将。『赤備え』の真っ赤な大津波を起こし、阿部寛さん演じる信玄殿に仕え、家康をガンガン追い込んでいきたいと思います」とコメント。
また、「前回、大河ドラマに出演したのは『平清盛』(2012年)での源為朝でした。鎮西八郎為朝は源氏きっての暴れん坊で、身長が2m10cm、左手が右より4寸も長く、弓を引けば5人を射抜く怪力。しかも年齢設定は17歳という、当時40代半ばの184cmの私が演じるにはあまりにも規格外でした。しかし、監督・スタッフの方々とディスカッションしながら生まれた為朝は『平安時代のモビルスーツ』と呼ばれるようになり、インパクトを残せたと思います。私にとって今でも大事な役柄となっています」と大河ドラマの思い出を明かした。
NHKエンタープライズ