角田晃広が、2023年放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
角田は、“家康覚悟! われこそが松平宗家”松平昌久を演じる。松平氏のひとつである大草松平家の当主。松平元康(のちの家康)が当主を務める松平宗家の地位をしたたかに狙う野心家。岡崎城に戻った元康に服従しつつも、今川家や三河の国衆たちと結びつき、転覆させる機会を伺う、という役どころだ。
野心家の武将を演じさせていただけてうれしい
出演にあたり角田は、「戦国時代、武将たるもの野心があって当然です。そっちから見れば裏切りと見えることでも、こっちからすれば最初から騙していただけのこと。この松平昌久という男も己の野心に真っ直ぐな武将だったのでは。そんな野心家の武将を演じさせていただけてうれしいです。あの家康と早めに相対することが出来るのですから。早々に挑ませていただきます! 勝ちにいきます!」と意気込みを語った。
楽しみでもありますけど怖くもあります
また、「『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(2019年)の撮影で印象に残っているのは、演じさせていただいた森西栄一さんの娘さんが撮影現場に見学に来られたことです。その際、森西さんが使われていたネクタイを持ってきてくださり、そのネクタイを締めて撮影をしました。娘さんの前で絶対にNGは出せないというプレッシャーもありましたが、せりふの少ない日だったこともあり、NGを出さずに終えることができて安堵したのを覚えています。今回は戦国武将、松平昌久役です。初めての戦国時代です。全てが新鮮で楽しみでもありますけど怖くもあります。馬術の練習もさせていただきましたので、戦国武将として馬に乗れることは楽しみです」と大河ドラマの思い出を明かした。