豊嶋花が、2023年放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。豊嶋は、2013年に放送された「八重の桜」で幼少期を演じた以来10年ぶりの大河ドラマ出演となる。
豊嶋は、“瀬名と命運を共にする少女”たねを演じる。名門関口家の侍女として、瀬名の世話をする。元康(のちの家康)が織田方に転じたことで、瀬名とともに捕らわれの身となる。武家の娘らしく、信念を持ち義理堅く、苦しい中でも瀬名やその子たちを献身的に支え続ける。心細い瀬名にとっては、頼りになる家族のひとり、という役どころだ。
想像力を膨らませて精一杯演じたい
自身の役柄について豊嶋は、「たねは、侍女として名門関口家に仕えているものの、自分の芯をしっかり持った強い少女だと思います」と語り、「瀬名の側近であるたねは、どんな人だったのか自分の中で想像力を膨らませて精一杯演じたいです」と意気込みを明かした。
監督に褒められたのがうれしかった
また、「『八重の桜』で山本みね(幼少期)役を演じた時はまだ6歳だったので、うっすら記憶に残っています。大河ドラマに初めて出演するということで、身内みんなが大騒ぎで喜んでくれました。母親役の長谷川京子さんに叱られるシーンで涙を出せなかったのですが、気持ちはしっかり伝わってくると監督に褒められたのがうれしかったことを覚えています」と大河ドラマの思い出を語った。
NHKエンタープライズ