極めるところまで来たなって感じです
――表題曲とカップリング曲で、歌うときに変えていることなどはありますか?
変えていることとはちょっと違うんですけど、多分、誰が歌っても「夢現」の方が歌いやすいんですよ。「君が大好き、みたいなんです」の方がちょっとキーが高かったりして、歌うのが難しい曲なので。だから、自分が作詞したっていうのもあるけど、歌いやすいのはカップリングの方かなって違いはありますね。自分のことを書いたわけじゃないけど、私もどちらかというとネガティブなので、カップリングの方が歌いやすかったですね。
――ソロ活動をするうえで、ご自身では“ソロアーティスト・江籠裕奈”と“ソロアイドル・江籠裕奈”、どちらの方がしっくりきますか?
難しいですね。どちらでもない感じがします。アイドルっていう職業ではあるけど、ありのままだから。ソロアーティストとかソロアイドルって言うの、カッコ良過ぎないですか? そんなカッコ良いものじゃないんで、何者でもないです(笑)。
――“江籠裕奈”の一番の強みって何だと思いますか?
好きなことがとことん好きなこと。
――その“好きなこと”を具体的に言うと?
改めて言うと“アイドル”って言葉になるんですけど、何て言うんですかね。ソロでいろいろするまではアイドルをすることが楽しかったけど、1人でいろいろやるようになってからは、ステージでアイドルをするまでの過程もいろいろあって。それも1人でやるのは大変ですけど。
でも、楽しいからやってるし、続けているのかなって思います。何年か前は「アイドルを極めるのが目標です」って言ってたんですけど、極めるところまで来たなって感じです。ちゃんと有言実行したなって。
――9月には古畑奈和さんが卒業しますが、2人になった同期の1人が卒業するということで、今何か感じていることなどはありますか?
私も含めて、実感はまだ本当にみんなないと思います。結構長いこと2人でいましたけど、同期というより個人で仲良かった感じだから。その分、近くにいた人が卒業していくのは寂しいですけど、納得のいくいい形で卒業してほしいなって思います。
――これまでのソロライブのMCで「未来のことを考えるのは好きじゃない」という発言もあったので、最後は今ハマってることについてお聞きしたいと思います。
ちょっと前に飽きちゃったんですけど、めちゃめちゃポテトサラダにハマって(笑)。毎日食べてました。
――買ってくるんじゃなくて、自分で作って?
そうです。おいしいポテトサラダの研究。
――ハマったきっかけは?
きっかけは、夜ご飯にポテトサラダが出てきて、おいしいなって思ったから(笑)。ポテトの部分より、ゆで卵を作る方が難しくて。ゆで卵ってゆで時間のちょっとした差で変わるじゃないですか。それをこの前(高柳)明音ちゃんに聞いたんですよ。そしたら「お湯がぶくぶくしてから7分」って言ってました。でも、聞いたときには飽きちゃってたから、まだやってないです(笑)。
――研究結果的には、何がおいしさの決め手だったんですか?
何ですかね? 分かんない(笑)。