中村倫也“羽男”、姉のMEGUMI“優乃”と初の直接対決へ「法廷でやりあおう」<石子と羽男>
逮捕された遼平と名前が似ていることから、遅咲きの映画監督・山田恭平(でんでん)が犯人だと勘違いされ大炎上。結果、10年かけて自己資金も投入した最新作は上映打ち切りになってしまう。羽男は恭平のファンである遼平に、最新作の“ファスト映画”を見せ「あなたが加担した“ファストな世界”がどれほど罪深いものか、少しは分かっていただけましたか?」、そう告げた。
「受け入れることはできません」意外な結末に反響続々
ようやく遼平は目が覚め、裁判で本心から反省の弁を述べる。そして、執行猶予がついた遼平は、羽男たちに付き合ってもらい、恭平の元へと向かった。
対面して早々、土下座をした遼平は「申し訳ありませんでした。許してもらえるなんて思っていませんが、どうしてもお詫びしたくて」と謝罪。すると、肩をトントンと叩いた恭平は「未熟で申し訳ない。どんなに謝罪をされても、受け入れることはできません」と言って去っていった。
被害者が“許さない”という選択をして幕を閉じるという展開に「新鮮だったし、このドラマは信用できると思った」「でんでんさんにしびれた」「許さないで全然いい」「心をギュンとつかまれた」「きれいごとではない現実が痛烈で逆にとてもよかった」などといった感想が寄せられた。
ドラマと現実がリンク…キャスティングの妙が光る
また、“ファスト映画”を配信した大学生・遼平を演じた井之脇は、大学で映画を専攻するほどの映画好き。自身が脚本・監督を務めた短編映画は、第68回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナー部門で入選を果たした。
一方、映画監督・恭平を演じたでんでんは60歳を過ぎてからブレークした遅咲き俳優。“怪優”と称されるでんでんは、今作でも静かなる怒りを見事に表現し、視聴者の心をわしづかみにした。SNS上では「毎回キャスティングが100点」「右肩上がりでゲストが最高を更新していく…」といった声が上がった。
ストーリーにマッチした絶妙なキャスティングも話題となっている今作。第4話では、趣里、生見愛瑠、シソンヌ・じろうが登場する。個性豊かなキャスト陣が繰り広げる“リーガル・エンターテインメント”に今後も目が離せない。
TCエンタテインメント
発売日: 2020/12/25