井浦新&柴田恭兵が未解決事件に挑む刑事を熱演! 井浦新「もうこれ以上何も出せませんという限界まで全てを絞り出しました」
社会派ミステリー作品を手掛ける人気作家・大門剛明の同名小説をドラマ化した「連続ドラマW 両刃の斧」が、2022年11月よりWOWOWにて放送&配信されることが決定。併せて、井浦新と柴田恭兵が本作のW主演を務めることも明らかになった。初共演となる二人が、本作では15年前に起きた未解決事件をめぐり現役刑事と退職した元刑事という役どころでぶつかり合う。
警察ドラマの枠を超えた“慟哭のサスペンス”
「雪冤」(2009年)で作家デビューを果たした大門が2019年に発表した本作は、自身の娘が殺された15年前の未解決事件を追う元刑事と、彼を慕う現役刑事の二人が、事件に隠された驚愕の真実へとたどり着くまでを描いたサスペンス。そんな二人の男を、柴田と井浦が熱演する。
柴田が演じるのは、15年前に長女を何者かに殺害された元刑事・柴崎佐千夫。懸命な捜査も虚しく事件は迷宮入り。退職後の現在は重い病を患う妻の看病をしながら、未解決事件の真相を独自に追い続けている。愛する者を失った悲しみと、行き場のない憤りを抱える難役だ。
一方、井浦が演じるのは、柴崎の元部下で現在は所轄で奮闘する刑事・川澄成克。人生の師と仰ぐ柴崎のため、そして警察官としての誇りと意地をかけて事件解決に今も執念を燃やす男を、井浦が情感あふれる演技で体現する。
交錯する過去と現在、警察官として生きる男のプライド、守るべき大切な家族…。愛する者を思うその思いが事件に複雑に絡み合い物語は二転三転し、誰もが予想しえぬ衝撃の結末へと突き進んでいく。警察ドラマの枠を超えた慟哭のサスペンスとなること必至だ。
なお、本作の監督は映画「聖の青春」(2016年)、 「甲子園のない夏」(2020年、NHK)など、フィクション/ノンフィクション問わず豊かな表現力で人間ドラマを数多く手掛けてきた森義隆。脚本は「連続ドラマW 悪党 〜加害者追跡調査〜」の鈴木謙一が担当する。
「連続ドラマW 両刃の斧」ストーリー
捜査一課の刑事・柴崎(柴田恭兵)の娘が刺殺体で見つかった。柴崎は彼を「人生の師」と仰ぎ家族ぐるみの付き合いがある後輩刑事・川澄(井浦新)とともに事件の真相を追うが、警察組織を挙げての懸命な捜査も虚しく事件は迷宮入りしてしまう。
それから15年後、刑事を引退した柴崎は重い病を患う妻・三輪子の看病をしながら静かな余生を過ごしていた。そんなある日、未解決事件の再捜査を専門とする「専従捜査班」が立ち上がったことで事態は動き始める。
川澄も再捜査に加わり、事件を洗いなおすなかで、犯人と目される「ある男」の存在が浮かび上がってくる。一方、独自に真相を追う柴崎だったが、一本の電話をきっかけに、彼自身に「ある嫌疑」がかけられることに…。
WOWOWにて11月放送・配信スタート(全6話・第1話無料放送)
https://www.wowow.co.jp/drama/original/ryojin/
▼出演者インタビューやドラマ&原作情報など、“ドラマコンテンツ”がたっぷり▼