有村架純と中村倫也がW主演するドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第7話が8月26日に放送された。石子(有村)と羽男(中村)が出会った家出少女の1人として、Tik TokとInstagramで話題を呼んだ美少女、片岡凜が登場。初ドラマ出演で、鮮烈な印象を残した。(以下、ネタバレがあります)
石羽コンビが行き場のない少女たちの問題に向き合う
同作は、東大卒パラリーガルの“石子”こと石田硝子(有村)と、1回で司法試験に合格した高卒の弁護士の“羽男”こと羽根岡佳男(中村)コンビが、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント。
「アンナチュラル」(2018年)や「MIU404」(2020年)、「最愛」(2021年、すべてTBS系)とヒット作を生み出してきたプロデューサー・新井順子氏と演出・塚原あゆ子氏、そして二人と初タッグを組む脚本家の西田征史氏が手掛ける完全オリジナルドラマだ。
“石羽コンビ”の最初の依頼人・大庭蒼生役で赤楚衛二、そば店店員で石子に惚れている塩崎啓介役でおいでやす小田、潮法律事務所の所長で、石子の父・潮綿郎役でさだまさしが出演する。
第7話は、停車中のキッチンカーを破損させた人物を捜してほしいという依頼を受けた石子と羽男。聞き込みのため繁華街を訪れると、そこには居場所を求める少年少女たちが集まっていた。すると、繁華街にいた少女、ひな(片岡)から「助けて!」と羽男に電話がかかってきた。友人の美冬(小林星蘭)が義父(野間口徹)から殴られていたのだ。
キッチンカーの破損は偶然にも、ひなと美冬の問題へとつながっていく展開となった。
ドラマデビューの片岡凜に反響続々!
ひなは、幼い頃に両親を亡くし、そのショックと大人への不信感から心を閉ざして生きてきた16歳。髪をピンクに染めたひなと、地雷系ファッションの美冬は、1カ月前にひょんなことで意気投合して以来、行動を共にしていた。2人はお金がなくなると援助交際をしていたことから警察には言えず、聞き込みしていたことで知った弁護士の羽男に頼ったのだった。
片岡は、2022年2月に歌手・優里のMV「レオ」で女優デビューしたが、ドラマは本作が初。
そんななかで、大人を信じられない10代少女の怒りや悲しみを全身ににじませつつ、友だちを思う優しさ、そして石子や羽男らが信じられるのかじっと見る、心の揺れ動きを見事に表現して見せた。
タイトルがTwitterのトレンド入りする反響のなか、片岡に対しても「存在感ある子だな」「初ドラマであの演技は凄い」「真っ直ぐな瞳がとても良かった」「初めてとは思えない位堂々とした演技」といった称賛が寄せられた。