白洲迅が第8話の見どころを語る
――長年同じ役を演じていることで心掛けていることは?
台本上でも拓海の新しい面を書いてくださることもありますし、もし書かれていなくても、一つでもいいから拓海という人物の知らない新しい面を見つけられるように演じています。
「刑事7人」自体が毎年新しいことを取り入れているドラマでもあるので、そこに拓海としてどんな色を加えることができるのか、常に模索し続けることを大事にしています。
――同時進行で撮影している作品もあるかと思います。役を切り替えるスイッチのようなものはあるのでしょうか?
役も内容も全く違うので、スイッチ的な大げさなものはないです。現場に行けば、もらった役を全力でやるだけなので、特別なものはないですし、逆に言えば力を抜くみたいなこともないです。僕たち俳優は演じる役に常に全力なので、視聴者の方は作品を楽しんでいただければうれしいです。
――貴重なお話をありがとうございました! では最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
第8話は拓海と路敏の回になります。これまで路敏は先輩たちにいろいろなことを教わってきているわけなのですが、拓海だけは刑事の先輩として、認められていないという(笑)。
第8話は路敏から拓海は辛辣(しんらつ)な評価をされている面白いナレーションから始まるのですが、そこから拓海が路敏にどうやって刑事の先輩として何を伝えるのか注目していただきたいです。
あとは、拓海だから起こせたとあることが「奇跡」なのか、「成長」なのか、視聴者の方にゆだねたいと思うので、ぜひ最後までご覧ください。