現役介護士でグラビアアイドルの鈴原りこが9月4日、都内にて開催された自身の1st写真集「やわらかく、あたたかい。」(講談社)発売記念会見に出席。「グラビアとしては10枚DVDを出していたんですけど、それだけでしかなかったというか、それから先が見えなかった」と今作に挑戦した理由を明かした。
一肌脱いで見てもらえるようなものを作りたい
同書は、30歳という節目を迎える鈴原が「表現者として、新たな挑戦をしてみたい」という思いから、故郷である山形でのロケを中心に、「あるがままの姿」でカメラの前に立った作品。
鈴原は介護士、グラビアアイドルの他、コンセプトカフェの店長も務める三足のわらじ。介護士として週4日、カフェでは週3日働き、グラビアの仕事はいずれかを休んで行っているそうで、「ほぼお休みがない状態」と明かした。
その一方で「いつ死ぬか分からない状態で、いつ使うか分からない貯金をするよりかは、今したいこと、今やりたいことに使っていきたい」という金銭感覚を持っているという。友人からは「人生が楽しそう」と言われると語った。
写真集の声がかかった時には「グラビアとしては10枚DVDを出していたんですけど、それだけでしかなかったというか、それから先が見えなかった。年齢も30歳手前だったので、これからどうしようと思っていた」と告白。
続けて「一歩踏み出せるものとして、写真集というものをやってみたいと思って。ただ出すよりかは、一肌脱いで見てもらえるようなものを作りたいと思って、ヌード写真集という形にさせていただきました」と打ち明けた。
今後の活動は…?
今後は女優としての活躍が目標。「芸能を目指す前から石原さとみさんがすごく大好きで、私が目指す女性像」と話し、「自分らしさを持っているところがすごく格好良い。何かに流されずにいられるような、憧れの女性です」と目を輝かせた。
今後、さらなる大胆な内容に挑戦することはあるかと聞かれると「ヌードになったきっかけはヌードになりたかったというわけじゃなくて、なにか知名度を少しでも上げられるような作品を出したいなという思いだった」と本音を吐露。
「これ以上やりたいというより、今回はこの一歩を踏み出すためのヌードであった」と重ねていた。
◆取材・文=山田健史