賢秀の少年時代を演じた浅川大治は、賢秀の孫として登場。「俺が沖縄の一番星だい!」という口ぐせも、頭に巻いた“コスモバンド”も賢秀の子ども時代をほうふつさせる。賢秀自身、第1回で優子に買ってもらった「マグネット・オーロラ・スーパーバンド・一番星」なるものを大人になるまで愛用していたのだ。
良子の少女時代を演じた土屋希乃は良子の孫として、歌子の少女時代を演じた布施愛織は歌子の孫として、それぞれの“祖母”とともに訪れた。幼い頃から砂川豆腐店の智に片想いしていた歌子の孫が、「はい、ゆし豆腐」と砂川家の豆腐を持ってやってくる展開には、感慨深いものがある。
「また会えてうれしい!」視聴者からも歓迎の声
子供たちはそれぞれ、現代的な髪型やファッションですっかりあか抜けた雰囲気。一族勢ぞろいして賑やかに近況を語り合う場面では、暢子・良子・歌子の孫娘3人がスマートフォンで仲良く写真撮影をする様子も見られ、さながら同窓会といった雰囲気。
視聴者からも「子役さんたちが再登場!嬉しいサプライズ」「子役ちゃんたち好きだったからまた会えてうれしい!」「みんな大きくなってる!」と歓迎の声が上がり、Twitterでは「#ちむどんどん」がトレンド1位になる盛り上がりとなった。
暢子が10歳だった1964年の沖縄・山原村(やんばるそん)からスタートした「ちむどんどん」。脈々と受け継がれていく家族の物語として、幸せな結末を迎えられたようだ。