岡田将生がクズ過ぎる“痛男”に! “毒女”役の木村文乃と初共演
岡田将生コメント
原作を読んでいたので、伊藤くんをやらせてもらえるのはとてもうれしかったです。そして、また廣木監督とやれることが幸せだなぁと思いました。
伊藤には共感などは一切できず反感しかなかったです。それでも目が離せなくなり夢中に読んでしまいました。一言で言うとクズみたいな男ですね。
本当にモンスターだなぁと思ってます。今まで培ってきたものを全て集約させて伊藤くんと心中する覚悟で臨みたいと思ってます。
崩壊していていく様がとても重要だと思ってるので、とことん、矢崎莉桜と対峙(たいじ)していこうと思ってます。
木村さんには一度もお会いしたことがないのですが、いつかご一緒したいと思っていたのでうれしいです。撮影中はクズで終わりたいと思ってます。
木村文乃コメント
廣木監督とまたお仕事できることが楽しみです。こんなにもリアルで、痛くて、知りたくなかった「女であること」、を思い知らされる作品は他にはないと感じました。
矢崎莉桜という、右に左に揺れる女性たちの実は一番の理解者で、去る者は追わないけど来る者も拒まない、傷つけている様で傷ついている独特の立ち位置の加減を上手く作り上げていけたらと思っています。
伊藤くんは誰の中にもある、乗り越えるべきモノゴトを擬人化した姿なんだろうなと思っています。岡田将生さんとは初共演ですが忘れられない作品になれるように日々を積み重ねて行きたいです。
廣木隆一監督コメント
女性の恋愛観だけではなく友情など本音トーク的な小説に惹かれ、恋愛で成長して行く女性たちを描きたいと思いました。岡田くんは最近役の幅がどんどん広がっていくようで、どんな芝居をしてくれるのか楽しみです。
木村さんには、本音なのか演技なのか、自然に大人の女性の内面をうまく出してくれたら面白いものになると期待しています。都会で暮らす女性の普段は口に出来ない会話のやりとりだったりで、少しでも女性の本音に迫れたらいいと思ってます。
2018年初春 全国ロードショー