顔を出しての初めてのお仕事。/学芸大青春のジュネッセンス!!【「ジュネス寮の日常」from 南優輝】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
3周年記念ライブ準備期間中の、とある1日。
目覚ましで何とか起きた僕は、いつもどおり寝起き10秒でシャワーを浴び、着替えながら髪をセット。メンバーに朝の挨拶を済ませ、野菜ジュースを飲みながら早々と寮を出た。
5人での仕事前に1人でTikTokにあげるダンス動画を撮りに行ったのだ。
ぱぱっと撮影を終え、編集しながら寮に帰ってきた僕は、またシャワーに向かう。
汗を流すためもあるが、このあとの仕事でヘアメイクさんが入るので、また髪をセットしていない状態に戻さないといけないのだ…。
シャワーを浴びていると、蓮がわざわざ「その調子で行けば今日だけで10回ぐらいシャワー浴びられそうだね(笑)。」とからかいにきたので、しっかり水をかけて追い払った。それでもなお、いつもの勝ち誇った顔でその場を後にするので、してやられた感が増すのだ。悔しい。
5人で向かった今日の仕事は、9月23日の3周年記念ライブで素顔を解禁してからは初となるメディアのお仕事。
そう、いつもお世話になっているこのWEBザテレビジョンに、初の顔出しグラビアとともにインタビューをしていただくのだ。
学芸大青春として初の顔出しでの写真撮影ということで、ただ写真を撮るだけなのに、ライブ前ぐらい緊張しているメンバーがいた。
そう、僕だ。
他のメンバーはいたっていつもどおりだ。
僕の胸に手を当てて、あまりの鼓動の速さに笑いが止まらない陽介。
その光景を見て微笑む将綺。
撮影前は誰よりも入念に鏡でチェックする勇仁。
ネイルが綺麗にできているか手を眺めている蓮。
みんなを見てたらこんなに緊張している自分がバカみたいに思えて、自然と緊張もほぐれた。
決して宣伝ではないが、そのインタビューでは初の顔出しでの写真があるのはもちろん、顔出しにいたった経緯やそれによるパフォーマンスの変化など深いところまで訊いていただいたので、是非見てもらいたい(笑)。
インタビューを終えた僕たちは、続いて3周年記念ライブグッズの写真撮影に入った。
ライブグッズを身に纏いながら、その紹介がてら手分けして写真を撮っていく。
この写真も今まではサングラスや仮面をつけて撮ってきたので、素顔で写真を撮るのがなんだか悪いことをしているようでよかった。
決して宣伝ではないが、今回はメンバー自身がプロデュースしたグッズもあるので、ライブに参加した方はもちろん、この記事を読んだ方も是非チェックして欲しい。断じて宣伝ではない。
撮影も終盤に差し掛かるところで、グッズ写真撮影で恒例となった、ライブグッズの全てを蓮が身につけるくだりが始まった。
「せっかく作ったグッズを僕が売るんだ!」と謎に張り切って、全てのグッズを見に纏う蓮を、僕らは「販促おじさん」と呼んでいる。
販促おじさんの撮影では、いつもみんなで協力して蓮の体にグッズを無理矢理纏わせるのだ。今回はダメージデニムの「穴」がいい仕事をしてくれて、無事に全てのグッズを纏わせることに成功した。
そんなこんなで撮影を終え、その後にライブに向けた練習も終えた僕らは、いつもどおり5人で寮への帰路につくが、あまりの空腹に耐えきれなくなった将綺と蓮と陽介は、そのままご飯屋さんに吸い込まれていった。
勇仁と寮に帰った僕は、勇仁のリクエストで鶏塩うどんと、鶏もも肉のねぎ塩だれを作った。
2人でたらふくご飯を食べながらライブの話をしていたら、今日もあっという間に1日が終わった。
外食の誘惑に打ち勝ち、自炊した自分を褒めながら、眠りについた僕だった。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から内田将綺、南優輝、仲川蓮、相沢勇仁、星野陽介の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。
公式HP
https://gjunes.com/
◆「学芸大青春のジュネッセンス!!」過去の連載はこちら◆
https://ddnavi.com/serial/junessence/