10月19日(水)より、「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」(毎週水曜夜1:00-1:30、テレビ東京ほか※初回は夜1:10-1:40)がスタートする。同ドラマは、シリーズ累計再生回数は2.2億回を超え、500万人以上の女性が視聴したdTV発のヒットコンテンツを、完全オリジナルの新作として地上波ドラマ化。背徳感と緊張感が溢れ出るシチュエーションのキスを毎週2本立てで放送する。このたび、長年同シリーズの企画プロデュースを担当する鈴木健太郎氏と、本作でプロデューサーデビューを果たす正井彩夏氏にインタビューを実施。地上波初進出の経緯や、制作する上でのこだわりなどについて語ってもらった。
描かれるのは、スリル満点な妄想を具現化した“キス”
同シリーズは、人目を気にせず見られる“キス体感コンテンツ”として注目を集め、現実では許されないようなスキャンダラスなキスや、イケメン男子たちに溺愛される突飛な夢をかなえるキスなど、誰しも一度は体験してみたいテーマに沿ったキスドラマを描いてきた。
地上波版では、目を離す隙もなくあっという間に“美しく楽しく魅せられたキスシーン”に誘うことを追求し、キスに至るまでのドラマをボリュームアップさせ、スリル満点な妄想を具現化したキスを描く。
新たなスパイスとして選ばれた“キスしかしない”コンテンツ
――地上波進出へ向けて、企画はいつ頃から動き出したのでしょうか？
鈴木健太郎プロデューサー(以下、鈴木P)：地上波の話が出たのは、2022年3月くらいだと思います。配信を見ていたテレビ東京の寺原(洋平)さんから「これって地上波でどうですか？」とお声掛けいただいて、そこから動き出したという流れです。
――企画が動き出してからドラマスタートまで1年かかっていないのですね。
正井彩夏プロデューサー(以下、正井P)：はい、とてもタイトなスケジュールでした(笑)。
――正井さんは「キス×kiss×キス」シリーズをご存知でしたか？
正井P：聞いたことはあったのですが、企画をお伺いしたタイミングで最初のシリーズを体験させていただきまして「これは、うち(テレビ東京)向きだな」と。
鈴木P：(笑)。
正井P：それに「うち(テレビ東京)しかやれないぞ」とも思いまして。寺原とともに、地上波版をご提案させていただきました。
――どういった部分が「テレビ東京に向いている」と感じたのでしょうか？
正井P：弊社は深夜ドラマが多く、昼間には放送できないような作品もあります。でも、そういう作品を求めている視聴者もいるんです。
最近だと、「孤独のグルメ」シリーズなどのグルメものやドロドロ恋愛系が定着しつつあるのですが、そこへスパイス的な要素として“キスしかしない”コンテンツを投入したら「絶対面白い！」と思ったんです。むしろ「テレビ東京が”今”やるべき作品だ！」と(笑)。
