タレントの王林が10月20日、都内で行われた映画「スペンサー ダイアナの決意」公開御礼イベントに、スタイリストで英国王室研究家の、にしぐち瑞穂氏とともに出席した。
ウェディングドレスは「舘さんと結婚していると想像して着ました」
本作は、未来の王妃の座を捨て、女性として、母として、1人の女性として生きる道を選んだダイアナ元皇太子妃の、気高くも切ない、誰も知らない決意の3日間の物語を描く。本作を見た感想を聞かれた王林は「メンタル的にキツいときの3日間が描かれているので、そういう映画を見ると自分も入り込んで病んじゃうんですけど、ダイアナさんの意志の強さや、“1人の人間としてこう生きるんだ”という強さが描かれているから、最終的には見ていて自分も頑張ろうって思えて、前を向かせてくれるような物語でした」とコメントした。
また当時、全女性があこがれたダイアナのウェディングドレスをモチーフにした衣装で登場した王林は「ウェディングドレスを相手がいない中で着ることってないじゃないですか(笑)。だから今日は誰を想像して着たらいいんだろうと思って、舘(ひろし)さんと結婚しているということを想像して着させていただきました。(舘ひろしは)大好きな方です」と声を弾ませた。
さらにイベント中に、チャールズとカミラの不倫関係を認めたテレビ番組が報道された日に大胆な肌見せで“リベンジドレス”と呼ばれた伝説の衣装をモチーフにした黒いドレスに着替えて再登場。「なんか強くなった気がします。ダイアナさんの“ここから私は新たな人生を歩むんだ”と決めた心が私にも宿って強い気持ちです」と力強く語った。
リベンジしたいことは「日本人で青森の人であることを知ってもらう」
“リベンジドレス”にちなみ、リベンジしたいことを聞かれた王林は「特にないんですけども(笑)」と笑いつつ、「(名前から)中国人って勘違いされていることが多いんですけど、私は純の日本人で青森の人なので、そこをちゃんと知ってもらえるようにもうちょっと頑張っていかないとなと思っています」と意気込んだ。
さらに、ダイアナのように夫に浮気をされたら離婚をするか質問されると「こんな話はこじんまりとやりたいんですけど(笑)」と苦笑しつつ、NOと答え「気持ちはずっと私のところなんだけど、ずっと一緒にいて気持ちが浮ついてしまったとかだったら許してしまうかもしれない」と回答。しかし、不倫相手がカミラ夫人のように付き合いが長い人だったら話は違うようで「私の旦那がカミラさんと浮気をしていたら完全に別れます」と力を込め、「(離婚をする・しないは)場合にはよります。TPOですね」と語った。
◆取材・文＝風間直人
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