10月25日に国際ドラマフェスティバルinTOKYO2022のメインイベントである「東京ドラマアウォード2022」が東京都内で行われ、菅田将暉、吉高由里子、オダギリジョー、松本若菜、満島真之介、嵐莉菜、奥平大兼、松重豊らが登壇した。また司会進行は石坂浩二とフジテレビアナウンサー・生野陽子が務めた。
今回で15回目となる「東京ドラマアウォード」は作品の質の高さだけでなく、“市場性”“商業性”にスポットを当て、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する。
吉高由里子主演「最愛」が“3冠”を達成
「最愛」が作品賞連続ドラマグランプリ、主演女優賞、演出賞に輝き、“3冠”を達成した。主演女優賞の吉高は、黒いドレス姿でさっそうと登場し、宝物のように誇らしげにトロフィーを抱き上げた。
吉高は石坂から演技を絶賛されるとうれしそうにほほ笑みながら、「第1話を撮影している時は、今後、どんなふうになっていくのだろうと思っていました。社長であるがゆえに強くいなくてはならなくて、強く見られがちな梨央が、本当はこういう女性なんだということを後半では伝えることができました」とコメントした。
菅田将暉が作品を振り返る
また、主演男優賞に輝いた菅田は、黒い衣装に、明るい髪色といった姿で登場。石坂に「今日はまた違う頭(髪色や髪形)で!」とツッコまれ、菅田は、「次の準備でこんな感じです」と次の先品に向けて動き出していることを明かした。
原作「ミステリと言う勿れ」(小学館)や原作者である田村由美氏にリスペクトの思いを抱いていること、そして、ドラマをともに作り上げた製作スタッフに感謝を告げる一幕も。
石坂から「天才」だと表現を絶賛された菅田は、「原作者の田村由美先生と、漫画のキャラクター・久能整のミックスという感覚で演じた。原作自体が本当に素晴らしいので、原作を正しく伝えるということがそういうふうに思っていただけたのかなと思います。(褒めていただいたので)今日はぐっすり寝られます」と告げた。