10月25日に国際ドラマフェスティバルinTOKYO2022のメインイベントである「東京ドラマアウォード2022」が東京都内で行われ、菅田将暉、吉高由里子、オダギリジョー、松本若菜、満島真之介、嵐莉菜、奥平大兼、松重豊らが登壇した。また司会進行は石坂浩二とフジテレビアナウンサー・生野陽子が務めた。
今回で15回目となる「東京ドラマアウォード」は作品の質の高さだけでなく、“市場性”“商業性”にスポットを当て、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰する。
満島真之介が初めて演じた沖縄出身の役
単発ドラマ部門優秀賞の「ふたりのウルトラマン」に出演していた満島は「今まで沖縄出身の役をやることがなく、今回が初めてでした。また沖縄に関連する作品に出ることも初めてでした。標準語を10年掛けて覚えて、なまりを直すことが芝居だと思ってきました。でも、この作品では、喜怒哀楽の表現、全てを自分が生まれ育った土地で使っていた母国語のような方言でできました」とキラキラした表情で語る。
今後の活躍を期待…!嵐&奥平が登場
同じく単発ドラマ部門優秀賞「マイスモールランド」では、今後の活躍が期待されると奥平と嵐が登場。嵐は緊張しながらも「お芝居自体がこの作品で初めてでした。サーリャという役はすごく難しかったんですけど、サーリャを通して、演じることの楽しさを教えてもらいました」としっかりとコメント。
そんな嵐を優しく見守っていた奥平も「僕が演じさせていただいた蒼汰という役は、おそらくこの作品を見てくださった方と近い目線だと思うんですね。僕も実際、この作品で起きている問題を知らなかったんです。でも作品を通して、いろいろなことを知ることができて、『知ることの意味』をこの作品で学びました」と自身の思いを述べた。