圭吾から武四郎へ手紙が届く
武四郎が山田のところにいることがわかり、悠太はPICUに届いていた圭吾からの手紙を持って会いに行った。そこには「しこちゃん先生、忙しいと思いますがどうか僕に会いに函館に来てください」と書いてあった。そのまま2人は車で何時間もかけて函館へ。
そのころ、PICUには植野の存在を快く思わない札幌教立大学病院・救急科科長の渡辺(野間口徹)の姿が。実は、武四郎は札幌の他の病院の医師たちに圭吾の原因不明の感染症について質問をいくつも投げかけていたのだった。それをきっかけに病院の枠を超えて圭吾について話し合われた。
医師たちの連携により、生きるための治療を受けたいと強く願う圭吾は症状が少し改善し、PICUに戻って手術を受けることに。
桃子の出産で新しい命に触れ、植野のような医者になりたいと言葉にして、小児科医として再び歩みだした武四郎はモニターで手術を見守るが、大きな地震が起き、手術は中止になってしまう。
圭吾のことを通してさまざまな病院が助けてくれることを実感し、ドクタージェットを常駐させる条件として渡辺が出していたPICU科長を退く決断をした植野の状況と共に、心配な展開で第10話が終わった。
SNSには「しこちゃん先生、戻って来て良かった」「山田先生が素敵すぎた」「桃子ちゃん陣痛シーン予想外すぎて面白すぎた」「植野先生は辞めないで」「圭吾くんも頑張って欲しいのに、何この展開……」と、1話のさまざまなシーンに対して感想が相次ぎ、タイトルがTwitterのトレンド1位になった。
次回、12月19日(月)放送の第11話が最終回となる。武四郎が圭吾のことを気にかけるなか、植野のもとへ道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部