<エルピス>失意の底にいる眞栄田郷敦“拓朗”に長澤まさみ“恵那”「もらうから、このスクープ」
注目の最終話では――
大門亨が死んだ。大門副総理(山路和弘)の娘である妻と離婚し、事務所も退職し身ひとつになった亨が、命を懸けて大門に対するレイプ事件“もみ消し”疑惑を告発しようとしていたことを知る拓朗(眞栄田郷敦)は、その死の意味を理解し言葉を失う。一方の村井(岡部たかし)は、亨の正義を踏みにじり、自らの保身のため、身内の死をもって全てに終止符を打とうとする大門のやり方、さらに、権力という名の悪から目をそらし、平然と報道を続けるマスコミのあり方に怒りを爆発させる。
「ニュース8」のスタジオに殴り込んできた村井のただならぬ様子を見た恵那(長澤まさみ)は、その真意を知りたいと、拓朗の元を訪ねる。しかし、亨を死に追いやったことに責任を感じ、かつての村井の忠告の意味を嫌というほど思い知らされた拓朗は、恵那の言葉に虚無感といら立ちを覚え、今度こそ、この一件から手を引くと宣言する。深い失意と恐怖に襲われる拓朗の言葉に、恵那がある答えを出す。
――という物語が描かれる。
公式HPなどで見ることができる予告動画では、拓朗が急死した亨について恵那に話す場面が。「もらうから、このスクープ。君、いらないんでしょ」と言う恵那に対し、拓朗は「これは無理です! 殺されますって、まじで!」と必死に止めようとするが、恵那は「なんで殺されなきゃいけないのよ!」と食って掛かる様子が映し出されている。
「エルピス―希望、あるいは災い― 」最終話は、12月26日(月)夜10:00よりフジテレビ系で放送。