30年の時を経た現代を捉える物語
映画「シコふんじゃった。」は、周防監督が前作「ファンシイダンス」(1989年)に続いて主演に本木雅弘を起用。「もっくんがまわし姿に!?」と話題になりつつ、第16回日本アカデミー賞で最優秀賞を5部門で獲得するなど傑作として評価を得た。
その映画のクライマックスでは、女子マネージャーが男子に扮装して試合に立った。神事に由来することから女人禁制の相撲の世界へのアンチテーゼは、本作へと受け継がれた。
穂香は小学生のときに地元の大会で優勝するが、全国大会の会場は土俵に女子が上がれなかったため行けなかったという経験が。現代は女子相撲も盛んになってきているが、まだ伝統が残る世界だ。
そこで本作では、“男女混合戦”がクライマックスに据えられる。そこまで亮太や穂香たちがどう向かっていくのか、ドキドキとワクワクが詰まった展開が待っている。映画から30年を経て、様々な状況が変わった今だからこそ描く価値のある作品となっていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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本木雅弘 (出演), 清水美砂 (出演), 竹中直人 (出演), 柄本明 (出演), 田口浩正 (出演), 松田勝 (出演), 梅本律子 (出演), 宝井誠明 (出演), 周防正行 (監督)
KADOKAWA / 角川書店
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