1月7日に、かまいたちとチョコレートプラネットにさまざまないたずらが仕掛けられる旅番組「イタズラジャーニー新春2時間SP」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)が放送される。2022年10月にレギュラー放送がスタートした「イタズラジャーニー」(毎週土曜夜6:30-7:00、フジテレビ※関東ローカル)。このたび、松本祐紀チーフプロデューサー(以下、松本チーフP)の囲み取材会が行われ、通常回の撮影の裏側から新春2時間SPの見どころまで話を聞いた。
新春2時間SPでは、ゲストに後藤輝基(フットボールアワー)が登場。茨城を舞台に、かまいたち、チョコレートプラネット、そして後藤が、お年玉や百人一首などをきっかけにした、お正月らしい“笑えるいたずら”に翻弄されていく。進行は渋谷凪咲が務める。
芸歴の近さから「ちょうどいい掛け合いになっている」
まずは、番組が始まってからの反響について問われると、「社内の評判がすごい」といい、「唯一録画して見ている番組だと言われることがあるくらい、社内のコアファンは多いです」と明かした。レギュラー放送では、愛知編、静岡編などの“シーズン制”を採っているが、「輪切りにしても面白く見れるか」を常に心掛けているとのこと。しかし、収録現場では「基本、二組(かまいたち、チョコレートプラネット)は本当にずっと嫌がっていて、終始テンションが低いんです」と松本チーフP。
「バスの中は、めちゃくちゃ暗いんですよ(笑)。全然喋らないし、ずっとみんな、携帯をいじっています。4人ともいたずらを受けるのが嫌なのですが、逆に自分じゃない人が受けているときはめっちゃうれしそうなんですよ(笑)。そのうれしさのためにやっているようなところがあって、どうやっていたずらを回避するかという方向にいっているところがありますね」と語った。
また、松本チーフPは、番組冒頭で必ず転がってくる“大玉”を誰が受けるのかという駆け引きの場面や、“いたずら透視チケット”なる、いたずらを受けなければいけない選択肢がどれだか分かるチケットが出てくる場面が面白いと話す。「この二組は芸歴にそんなに差がないので、ちょうどいい掛け合いになっている気がします。松尾(駿)くんが一番、いろいろ背負わされたりしていますが、その辺も含めて、いい二組だなと思います」と明かした。
渋谷には「楽しんで」とだけお願い
同じくレギュラーの渋谷については、「笑顔がいいですよね。この番組に関して言うと、良くも悪くも、みんなが嫌ないたずらを食らっているときの、あの笑顔がむかつくじゃないですか(笑)。一人だけ楽しそうにしている感じというか。渋谷さんにお願いしていることって、そんなに進行進行しなくていいから、楽しんでということだけなんですよ」といい、「そうするとこの対比が余計面白くなるというか。“楽しそうな渋谷、楽しくない4人”みたいな(笑)」と続けた。
さらに、アイドルながらバラエティー番組に引っ張りだこの渋谷に関して、「たまに出てくるワードセンスがすごいなと思うときがあります。突然、長田(庄平)さんを呼び捨てにするタイミングとか。うまいんですよね」と、スタッフ目線からの“すごさ”を語った。
